15日にFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 準決勝が横浜国際総合競技場で行われ、ヨーロッパ代表のレアル・マドリードが北中米カリブ海代表のクラブ・アメリカを2-0で下して決勝進出を決めました。
試合後の選手・監督コメントです。
■ジネディーヌ ジダン監督(レアル・マドリード)
――今回の試合はFIFAクラブワールドカップ ジャパン2016の初戦だったが?
「ファイナル進出を目指していて、それができた。前半はリズムがつかめず難しかった。ピッチが少し硬過ぎたと思います。でも後半は非常に良かったと思うし、たくさんのチャンスを作れた。クリスティアーノ(ロナウド)が最後にゴールを決めてくれたし、結果には満足しています」
――鹿島の試合を見たか?
「自分たちは対戦する可能性がある相手の試合はいつも見ています。ただ、今一番重要なのは休憩をすること。日曜日まで少ししかないので、とにかく休養を取りたい。これからはファイナルに集中するだけ。長旅でかなり疲れていたので、次の試合に向けてとにかく休憩したいと思います」
――ビデオアシスタントレフェリーのシステムについては?
「自分たちが慣れるしかない。FIFAの方針がそうであれば、それに従うしかないので。個人的な感想としては、混乱が起こる気もします。ただ、これは個人的な意見です。技術委員会の方たちが良いことをしたいという方針で決めるのであれば、自分たちに決定権がないので従いたい。(ビデオアシスタントレフェリーによる判定で)全てがクリアになることはいいことだと思います」
――コンディション調整が難しい試合だったと思うが、選手にはどんな声を掛けたか?
「自分たちはプレーに専念しています。時差ぼけも長旅もあったが、「クラブワールドカップはぜひ勝ちたい」とモチベーションは高く、試合に集中しています。以前のインターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)とタイトルは変わりましたけど、このタイトルを持って帰りたいと思います」
■ルカ モドリッチ(レアル・マドリード)
――準決勝で勝利したことについて。
「勝利はとても重要なので、この結果には満足しています。もちろん試合の最初の25分というのは一番大変なわけです。日本の気候に慣れること、長旅の後で疲れているということ。そうした状況で2ゴールを挙げて、次の試合に進めたというのが重要だと思います」
――ビデオアシスタントレフェリーのシステムは理解しているか?
「新しいシステム、新しいイベントと言ってもいいかもしれないけれど、私は好きではありません。なぜなら試合に混乱を巻き起こしませんか?このシステムに関して、私たちはあまり聞かされていなかったのですが、私としては試合に集中したい。自分のフットボールをしたい。ですので、私が感じたのはいいシステムじゃないということです」