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モシマネ監督(サンダウンズ)「鹿島はメンタルもフィジカルも強かった」【選手・監督コメント:クラブW杯 準々決勝 サンダウンズvs鹿島】

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2016年12月12日(月) 00:45

モシマネ監督(サンダウンズ)「鹿島はメンタルもフィジカルも強かった」【選手・監督コメント:クラブW杯 準々決勝 サンダウンズvs鹿島】

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モシマネ監督(サンダウンズ)「鹿島はメンタルもフィジカルも強かった」【選手・監督コメント:クラブW杯 準々決勝 サンダウンズvs鹿島】
鹿島の勝負強さの前に屈したサンダウンズ。「国際大会での未熟さが出た」とモシマネ監督は話す

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016 準々決勝が11日に行われ、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズは鹿島アントラーズに0-2で敗れ、準決勝進出を逃しました。

試合後の選手・監督コメントです。

■ピツォ モシマネ監督(サンダウンズ)
「いい試合でした。まず前半と後半がありました。結果は残念ですが、ただ選手の戦い方に不満はありません。前半でしっかりと仕留めることができなかったのは残念です。サッカーにはそういうことがありますが、そういうところで決めることができないと、時間がたつにつれ形勢が変わっていく。

私たちは思った以上に良いサッカーができました。そして対戦相手も「こういうふうに試合をするだろう」と思った通りに戦ってきて、「そういうふうになるだろう」という試合になりましたが、ただ私たちが期待通りにいかなかったのはチャンスを決められなかったということです。また、私たちは少し未熟な面を見せてしまいました。ファイナルサードでの未熟な面が出てしまったと思います。

やはりこうしたクラブワールドカップは初めてで、ルーキーです。そこで未熟さが出てしまいましたが、そうしたことは言い訳にせず、また戻ってきて、こういうレベルの国際大会で再度試合をしたいです。

相手がああいう強いフィジカルを持っているとは思いませんでしたので、そういう意味で少し私たちの方が劣っていたかなと思います。そしてレフェリーは試合がしっかりと流れるようにしていたので、サッカーにとってはそれが良かったと思いますが、小さなファウルが重なると選手たちが少し緊張してしまうことがあります。私たちは体力的な面で相手のスピードに付いていけないところがあったと思います。でも良い試合をしたと思います。がっかりはしていません。選手のパフォーマンスにはがっかりしていませんが、結果にはがっかりしています」

――「経験が足りなかった」と言われた。鹿島に後半にいきなりパンチを浴びせられたが、こういうことに関して神経質にならない経験を積めたか?
「確かにそういうことになりましたが、率直にあれだけのチャンスがあったわけですから、スコアを決めてしまえれば楽になったと思いますけど、このレベルではそうはいきません。母国ではチャンスを失うことはありますけど、ゴールを決めることもできます。ですが、このレベルではそうはいきませんでした。

正しい言い方としては、「いいヤツになってしまった」ということです。サッカーではやりにいかなければいけないわけです。アントラーズはやりにきているわけです。だからいい人過ぎたと思います。2つのチームの違いはそういうところにあったと思いますけど、試合は楽しめました。

スピード、パスするテクニック、私たちのボール回し、彼らのボール回しも良かったと思います。ホームゲームではパスに関して私たちは非常に強いわけです。アフリカのチャンピオンズリーグではこの程度のレベルで十分なわけです。アウェイゲームでも。ですが、世界の戦いではちょっとした違い、例えばちょっとシュートが決まらないというところが違いを生み出してしまったわけです」

――ロッカールームからずいぶん長く出てこなかったが、選手に何を話したか?
「選手にはレベルについて話をしていました。いろんな違ったレベルがあると。選手たちは、今はよく理解しています。国際試合ですから。ちゃんと理解してもらいたかったのです。レフェリーが試合を流す、例えば小さなファウルを見逃したり、もしくは取ったりと、レフェリーがどういうふうに試合を流すかが分かったら、こちらもちゃんとしなければいけないんだと。馬に乗っている時には自分たちで馬を走らせる。レフェリーはその馬を、手綱を握っているわけです。レフェリーが良い悪いではなく、国際レベルではそうしたことに合わせていかなければならないというふうに話をしました。

それから選手の精神面ですね。メンタルは大変強いチームです。体もフィジカルも強いです。やはり長い間試合をすると、鹿島はメンタルもフィジカルも強い、そして時間が経過するとどんどん強くなるわけですね。オークランドに対しても2-1、(明治安田生命Jリーグ)チャンピオンシップでも逆転をする。最後の10分、20分で試合を決めてしまうことができるわけです。こうしたチームと試合をする場合には、こちらにチャンスがある時にそこで得点をしないといけない。そしてちゃんと得点をすると向こうが焦ってくる。しかし、向こうが先に得点してしまうと、向こうは向こうの試合をしてしまうわけです。そういう話をしました」

■キーガン ドリー(サンダウンズ)
「前半の僕らはいいプレーをできていたと思うけれど、そこでしっかりゴールを決めないとこういう試合になってしまうということを学んだ。こうした場所での経験が不足していたところはあると思うけれど、しっかり決めておくべきだったと思う。鹿島はテクニカルだし、とてもいいチームだった」

――日本に来たのは初めてだと思うが?
「はい。日本に来て本当に皆さんが親切にしてくれて、素晴らしい国だと思っています」

――あなたのアイドルは同郷で同じサッカースクール出身のスティーブン ピーナール(サンダーランド)だと思うが、彼のようになるにはどうすればいい?
「彼は子どものころからの憧れで、僕らにとってのアイドルだ。僕が彼のようになるためにはもっとイメージをインスパイアさせて、プレーを向上させていく必要があると思います」

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 特集

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