高円宮杯U-18プレミアリーグWESTで首位に立つサンフレッチェ広島F.Cユースと、同EASTで2位につけ、今夏のクラブユース選手権で優勝を果たしたFC東京U-18。今年度のユース・シーンをけん引してきた両雄が、額面通りの実力を発揮し、決勝へと勝ち上がってきた。
1回戦から登場した広島は初戦で鹿児島に11-0と大勝すると、2回戦で水戸に2-1、3回戦は甲府に1-0と辛勝。準々決勝はC大阪をPK戦の末に退けると、準決勝では松本に7ゴールの圧勝で、3年ぶり9度目となる決勝に駒を進めた。
一方のFC東京は2回戦から登場し、愛媛に4-0と快勝スタートを切ると、3回戦では名古屋に2-1。準々決勝ではG大阪に4-1と勝利し、延長にまでもつれ込んだ京都との準決勝を2-1でモノにして、広島を撃破し優勝を果たした2009年大会以来の決勝進出を果たした。