明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップの「出場クラブ合同記者会見」が17日に行われ、出場3クラブから柏木 陽介(浦和レッズ)、中村 憲剛(川崎フロンターレ)、植田 直通(鹿島アントラーズ)の3選手が出席。大会に向けた意気込みを語りました。
準決勝から出場する鹿島の植田は「1stステージは取りましたけど、2ndステージは不甲斐ない戦いに終わり、悔しい思いを味わった。ただチャンピオンシップは別物。(リーグ戦は)3位とはいえ最後に勝ったチームが一番になれるので、良い準備をして挑むだけです」と気持ちのこもったコメントを残しました。
その鹿島と対戦する川崎Fの中村は「自分たちのスタイルをホームで鹿島に対してどれだけできるのか。今年はクラブ創立20周年の記念すべき年。初めてタイトルを獲得できるチャンスをつかみ取れた。期待も大きいなか、結果という形で応えたい」と、決意を示しました。
決勝で待ち受ける浦和の柏木は準決勝でG大阪に敗れた昨年の大会を振り返り、「去年は悔しかったし、一発勝負の難しさを感じた。(決勝で待ち受ける)今年は去年とは違う難しさがあると思うけど、自分たちが1年間やって来たことをしっかりと振り返って臨めれば、勝利につながると思う。ブレないようにやっていきたい」と語りました。
会見には大会アンバサダーを務める松木 安太郎さんも出席し、3選手と軽妙なトークを展開。「去年も素晴らしい戦いが繰り広げられましたが、今年はそれ以上の試合を楽しめるんじゃないかと思います」と大会をPRしました。
川崎Fと鹿島によって争われる明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ準決勝は11月23日(水・祝)に等々力競技場で開催。浦和と準決勝勝利チームが対戦する決勝は、第1戦が11月29日(火)に準決勝勝利チームのホームスタジアムで、第2戦は12月3日(土)に埼玉スタジアム2002で行われます。