日本代表は11日、県立カシマサッカースタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2016でオマーン代表と戦い、4-0で勝利を収めた。
代表初キャップとなった永木 亮太(鹿島)をはじめ、出場経験の少ない選手たちがスタメンに名を連ねるなど、この日の日本はこれまでとは顔ぶれの異なるメンバー構成となった。試合は静かな立ち上がりとなったが、20分過ぎあたりから徐々にペースを掴むと、本田 圭佑、大迫 勇也が決定的なシュートを放つなど、次第にオマーンゴールに迫っていった。
そして32分、清武 弘嗣のクロスを大迫が頭で合わせて先制すると、42分にも清武→大迫のコンビネーションから追加点を奪った。2-0で迎えた後半も日本ペースは変わらず、64分に浅野 拓磨が倒されて得たPKを清武が決めて3-0。その後メンバーを入れ替えながら調整の色合いが濃くなるなか、終了間際に途中出場の小林 祐希が代表初得点となるダメ押しゴールを奪い4-0。4日後に迫ったサウジアラビア代表とのアジア最終予選に向けて弾みをつけている。
なおJリーグからは、永木のほか、西川 周作(浦和)、丸山 祐市(FC東京)、山口 蛍(C大阪)、齋藤 学(横浜FM)がスタメン出場。森重 真人(FC東京)が途中出場を果たしている。