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準決勝進出4チームの注目選手を紹介!【Jユースカップ】

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2016年11月11日(金) 15:49

準決勝進出4チームの注目選手を紹介!【Jユースカップ】

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準決勝進出4チームの注目選手を紹介!【Jユースカップ】
先日のJ3で史上最年少Jリーグデビューを果たした久保(FC東京)。2冠達成に向けて欠かせない存在だ

いよいよ佳境を迎えた今年のJユースカップ。11月13日にベストアメニティスタジアムで行われる準決勝に駒を進めたのは、京都サンガF.C.U-18、FC東京U-18、サンフレッチェ広島F.Cユース、松本山雅FC U-18の4チームだ。果たして19日の決勝へと駒を進めるのはどのチームか。ここでは各チームの注目選手を紹介していきたい。

堅守で準決勝まで勝ち上がってきた京都。DFリーダーの麻田がチームのカギであることは間違いない
堅守で準決勝まで勝ち上がってきた京都。DFリーダーの麻田がチームのカギであることは間違いない

まず京都では、DF麻田 将吾の名前を挙げたい。来季のトップ昇格が内定している身長187センチの長身DFで、対人・空中戦の強さのみならず、精度の高いフィードを操り、攻撃の起点も担う。準々決勝の福岡戦で先制ゴールを奪ったように、得点力も兼備。ここまで堅い守りで勝ち上がってきた京都のカギを握る存在であることは間違いない。また京都では、麻田とともにトップ昇格を決めているMF島村 拓弥のパフォーマンスにも注目したい。

その京都と対戦するFC東京では、やはり久保 建英に注目が集まる。中学3年生ながらU-18に所属し、2種登録選手として先日の明治安田生命J3リーグでもプレーした逸材。ドリブル、スルーパス、高いシュートセンスを兼備しており、FC東京の攻撃の中心軸を担う。今大会でも3回戦の名古屋戦で先制ゴールを奪っており、その実力を証明している。

広島の守護神大迫は、PK戦までもつれ込んだ準々決勝で見事なストップを見せて勝利の立役者に
広島の守護神大迫は、PK戦までもつれ込んだ準々決勝で見事なストップを見せて勝利の立役者に

FC東京にはほかにもMF平川 怜や、GK波多野 豪、DF岡崎 慎、MF鈴木 喜丈の昇格内定トリオなどタレントは豊富。翌日にJ3を戦うU-23チームとの兼ね合いもあるため、彼らが準決勝に出場するかは不透明な部分があるものの、いずれにせよ日本クラブユースサッカー選手権との2冠に向けて充実の戦力を備えているのは間違いない。

広島ではGK大迫 敬介がイチ押しだ。高校2年生ながら185センチの恵まれた体躯を生かし、広島のゴールマウスに君臨する。各年代の代表にも選ばれ続ける逸材は、今大会でもビッグセーブを連発し数々の窮地を救ってきた。PK戦にもつれ込んだ準々決勝のC大阪戦でも見事なストップを見せて勝利の立役者に。この守護神のパフォーマンスが、ファイナル進出へのカギを握るはすだ。

ここまで6ゴールと得点ランクトップに立つ広島の山根。準決勝でもゴールを決めてチームを勝利に導けるか
ここまで6ゴールと得点ランクトップに立つ広島の山根。準決勝でもゴールを決めてチームを勝利に導けるか

その他、来季のトップ昇格を決めているDFイヨハ 理 ヘンリー、今大会すでに6得点を決めている山根 永遠と、攻守に質の高いタレントを揃える広島が、2006年大会以来の優勝へ突き進んだとしても不思議はない。

その広島に挑む松本では、10番を背負うMF杉山 俊に注目だ。ボランチの位置でプレーし、攻守に幅広く貢献するチームの大黒柱で、3回戦では強豪横浜FMを撃破する価値ある同点ゴールも決めている。下馬評を覆し、粘り強く勝ち上がってきたチームの特長はトップチーム同様にハードワークにある。この杉山をはじめ、MF賜 正憲、FW小松 蓮の3人は今季、クラブ史上初めて2種登録された選手たち。いずれもトップデビューは果たせていないものの、大きなポテンシャルを秘めている。彼らを中心としたサッカーで、さらなる躍進を実現したい。

2016Jユースカップ 準決勝 日程

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