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ドラマはアディショナルタイムに。アウェイの広島がG大阪に劇的な逆転勝ち【2015年大会振り返り 決勝 第1戦:明治安田CS】

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2016年11月13日(日) 12:00

ドラマはアディショナルタイムに。アウェイの広島がG大阪に劇的な逆転勝ち【2015年大会振り返り 決勝 第1戦:明治安田CS】

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ドラマはアディショナルタイムに。アウェイの広島がG大阪に劇的な逆転勝ち【2015年大会振り返り 決勝 第1戦:明治安田CS】
後半終了間際に2点を加え、試合を一気にひっくり返した広島。

ホーム&アウェイ方式で行われるJリーグチャンピオンシップファイナル。第1戦は浦和を撃破し勢いに乗るG大阪が、ホームに年間勝点1位の広島を迎えた。

決勝戦特有の緊迫感に満ち溢れるなか、試合は序盤から手堅い展開となる。先制を許せば厳しい状況に追い込まれるだけに、ともに、いかに相手にゴールを与えないかを重視していたからだ。ホームのG大阪がややペースを掴んだが、広島も隙も見せなかった。ゴールの匂いが感じられないまま0-0で試合を折り返すと、後半は一転、白熱した展開が待ち受けていた。

60分、広島のパスミスを逃さなかった長沢 駿がダイレクトでシュートを放ち、G大阪が先制ゴールを奪取。膠着状態打ち破ったこの一撃が試合を一気にヒートアップさせた。

1点を追いかける広島が80分、柏 好文のシュートをドウグラスがコースを変えて同点ゴールを奪うと、その1分後、今度はG大阪が、FKのこぼれ球を今野 泰幸がボレーで合わせて再び1点リードを奪う。追いついた直後に再び突き放された広島とすれば、ショックの大きい失点だったに違いない。流れを考えれば、G大阪がそのまま逃げ切ってもおかしくはなかった。

ところが最後に劇的な結末が待っていた。90+1分、青山 敏弘のクロスに合わせた佐々木 翔が起死回生の同点ヘッドを叩き込む。さらにドラマは終わらない。90+6分、シュートのこぼれ球に反応した柏が値千金の逆転ゴールを突き刺したのだ。

アディショナルタイムの2ゴールで逆転勝ち。ほとんど奇跡とも言えるシナリオを描いた広島が、アウェイで先勝。ホームでの第2戦を、これ以上ない最高の形で迎えることとなった。

■試合データ
G大阪vs広島

明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ特集

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