明治安田生命J1リーグ 2ndステージは22日に2ndステージ 第15節の9試合が行われ、首位の浦和が新潟に勝利したものの、川崎Fが広島に勝ったため、今節での優勝はならなかった。また、年間勝点順位で17位の湘南が大宮に敗れ、J2降格が決定している。
新潟のホームに乗り込んだ浦和は、7分に興梠 慎三のゴールで先制したものの、15分にパスミスからラファエル シルバに同点ゴールを決められてしまう。しかし引き分けで終わるかと思われた90分、興梠がこの日2点目となる決勝ゴールを叩き込み、土壇場で2-1と勝利を手にした。
前節まで2位の神戸は、アウェイで仙台に0-3と完敗。一方で3位の川崎Fが広島に2-0と快勝を収め、代わって2位に浮上。浦和との勝点差を6で保ち、逆転優勝に望みをつないでいる。この結果、2ndステージ優勝の可能性を残すのは浦和と川崎Fの2チームのみとなった。
残留争いに目を向けると、残り試合で全勝が必要だった湘南は終盤の粘りも及ばず、2-3で大宮に惜敗。2試合を残して降格が決まった。一方、前節まで年間勝点16位の甲府は終了間際のドゥドゥの決勝ゴールで福岡に2-1と逆転勝ち。年間14位に浮上した。浦和に敗れた新潟が15位となり、磐田と1-1で引き分けた名古屋が再び降格圏となる年間16位に転落した。
その他、鳥栖は鎌田 大地の2ゴールなどで柏との打ち合いを3-2と制した。FC東京は前田 遼一のゴールなどで2-1と鹿島に競り勝った。横浜FMとG大阪の一戦は、両者譲らず2-2の引き分けに終わっている。
■試合データ
仙台vs神戸
大宮vs湘南
柏vs鳥栖
FC東京vs鹿島
川崎Fvs広島
横浜FMvsG大阪
新潟vs浦和
名古屋vs磐田
福岡vs甲府