過去、国内外でさまざまなライバル対決の物語を紡いできた両雄が、JリーグYBCルヴァンカップの決勝で激突する。Jリーグヤマザキナビスコカップ時代を含めて3年連続の決勝進出を果たしたG大阪と、2013年以来となる決勝の切符を手にした浦和。Jリーグ屈指の好カードが、実現した。
「チームの総合力が問われる大会」と長谷川 健太監督が言い切るように、ノックアウトステージでは2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選に向けて代表チームに招集された選手たちが不在だった。G大阪は東口 順昭とオ ジェソクを、浦和は西川 周作や槙野 智章らをそれぞれ欠きながらも、手堅く大会を勝ち上がってきた。
そんな両チームが万全の状態で雌雄を決することになるのが、準決勝までとは異なり一発勝負で争われる埼玉スタジアム2002での決勝戦である。