ロシアワールドカップアジア最終予選が6日に埼玉スタジアム2002で行われ、日本代表がイラク代表に2-1と勝利した。
開始早々にCKからピンチを招くなど不安定な立ち上がりの日本だったが、次第にリズムをつかむと、25分、本田 圭佑との連係で右サイドを崩した清武 弘嗣のクロスを原口 元気がヒールで合わせて先制点を奪った。
しかし1点リードで迎えた60分、セットプレーから同点ゴールを奪われてしまう。その後、勝ち越しを狙った日本は、山口 蛍(C大阪)や浅野 拓麿らを投入し打開を図り、さらに終盤には吉田 麻也を前線に上げてパワープレーを敢行したものなかなかゴールをこじ開けられなかった。
ところが最後にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム、セットプレーのこぼれ球に反応した山口が豪快なミドルを突き刺し、勝ち越しゴールを奪取。日本が土壇場で2-1とイラクを撃破した。
Jリーグからは西川 周作(浦和)、森重 真人(FC東京)、柏木 陽介(浦和)の3人がスタメン出場。また殊勲の山口のほか、小林 悠(川崎F)も途中からピッチに立っている。
これで日本代表は3戦を終えて2勝1敗。次戦は11日にアウェイでオーストラリア代表と対戦する。