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FC東京と市立船橋の上位対決はドロー 神戸弘陵が大津を下す!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第14節】

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2016年9月27日(火) 10:20

FC東京と市立船橋の上位対決はドロー 神戸弘陵が大津を下す!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第14節】

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FC東京と市立船橋の上位対決はドロー 神戸弘陵が大津を下す!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第14節】
2位のFC東京と3位市立船橋の一戦は両者譲らず引き分けに

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグの第14節が、9月24日から25日の2日間にわたって各地で開催されました。

第14節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
柏レイソルU-18 0-0 流通経済大学付属柏高校(日立柏総合グラウンド(人工芝))
FC東京U-18 1-1 市立船橋高校(東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝))
青森山田高校 2-1 アルビレックス新潟U-18(青森山田高校)
鹿島アントラーズユース 0-0 横浜F・マリノスユース(県立カシマサッカースタジアム
大宮アルディージャユース 3-2 清水エスパルスユース(NTT東日本志木総合グラウンド)

[監督・選手コメント]
■佐藤 一樹監督(FC東京U-18)
「試合内容は悪くなかったと思います。前半は市立船橋の時間が長かった反面、後半は攻撃のギアも上がりました。相手の退場によって自分たちが数的優位に立ちました。前掛かりになって決定機もあったのですが、オープンな試合展開になって、チャンスの数と同様、ピンチの数も増えました。ただ、全体的には悲観する内容ではないと思います。選手たちはとても悔しがっていますが、そこはさすがに市立船橋といいますか。伝統のしぶとさをまざまざと見せつけられた試合でした」

■朝岡 隆蔵監督(市立船橋高校)
「退場者を出すまでの試合運びが難しく、やりたいことがうまくできませんでした。退場者を出して、守備を固めようと割り切った後はある程度の戦いを見せられましたが…。自分たちが攻守において主導権を握るという意味では、内容、質ともに課題が残ります。11人同士の戦いの中で仕留められなかった点は、詰めが甘い証拠だと思います。今日の試合は一人少ない中でも、2点目を奪って勝ち切るという勝負強さを見せたかった。評価し難いといいますか、よくやったけど、最高の評価は与えられません」

■長谷川 凌(市立船橋高校)
「自分にとってプレミアリーグ初出場の試合でした。緊張しましたが、ファーストプレーを大事にし、声を出しているうちに普段どおりの守りができるようになりました。(退場者を出した後も)杉岡 大暉選手など、頼もしい先輩たちが体を張ってくれたので、安心していました。PKを阻止した場面は、大事な場面で止めたら信頼を勝ち取れる、自分の見せ場がきたという強い思いが実ったと思います。伊藤 竜一GKコーチのアドバイスどおり、最後までしっかりと相手のキックを見ることを意識しました。今回の試合を経験して、基礎が足りないと痛感したので、これからも練習に励みます」

■矢野 龍斗(市立船橋高校)
「先制点の場面は、GKとの1対1を練習していたこともありますし、相手GKの癖も事前に研究していたので、シュートがうまく入ってよかったです。ただ、10人になっても個の力で2点目を取れるくらいにならないといけないと思います。今夏のインターハイの登録メンバーを外されてから、自分の生きる道を探していました。僕は自分勝手だったので、味方のためにプレーした上で、個の力を生かすという答えに行きつきました。前線で体を張りつつ、ゴールも狙っていきたいです」

[WEST]
名古屋グランパスU18 1-1 大分トリニータU-18(トヨタスポーツセンター)
神戸弘陵学園高校 2-1 大津高校(みきぼうパークひょうご第1球技場)
ヴィッセル神戸U-18 2-4 サンフレッチェ広島F.Cユース(いぶきの森球技場)
セレッソ大阪U-18 3-0 東福岡高校(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
京都サンガF.C. U-18 0-2 ガンバ大阪ユース(京都サンガF.C. 東城陽グラウンド)

WESTでは2点を先取した神戸弘陵が大津の反撃を1点に抑えて勝利を飾った
WESTでは2点を先取した神戸弘陵が大津の反撃を1点に抑えて勝利を飾った

[監督・選手コメント]
谷 純一監督(神戸弘陵学園高校)
「今日の試合で勝つのと負けるのでは全く違う順位になります。とにかく勝点3を取るために相手を徹底分析して、試合に挑みました。大津と前期に対戦したときはボールを握った戦いを意識しましたが、能力が高い大津攻撃陣にやられてしまったため、今日は粘り強い守りを重視し、カウンターから1点を狙おうと考えていました。先制点は狙いどおりのゴールでした。最後のPKはもったいなかったですが、前期に出た課題を後期に向けて改善した戦い方が、ほぼ理想どおりにできたと思います」

木野 剛基(神戸弘陵学園高校)
「今日は下位チーム同士の対決。負けたら降格に近づくので、負けたくないという意識がみんなの中にありました。大津は前期に0-3で負けた相手ですが、後期に入ってから僕たちはこれまでとは違い、無理して後ろからパスをつなごうとせず、奪ったら割り切ってクリアする戦いを取り入れています。最初は難しさもありましたが、後輩にプレミアリーグという舞台を残すことは僕らの義務。勝つ方法を探ったら、答えは縦に速いサッカーで、今日は狙いどおりの戦いができました。後期はまだ1敗を喫しているだけですので、次節もいまの調子を維持したいです」
 
平岡 和徳総監督(大津高校)
「立ち上がりから試合内容は悪くありませんでしたが、動きが少し硬かったように思います。また、点の取られ方が悪く、前後半ともにアディショナルタイムに失点していては、こうした結果になるのも当たり前です。勝負の世界で言われる「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という格言どおり、われわれの力不足でしょう。これから、全てのレベルを上げなければいけません。落ち込んでいる時間はないので、気持ちを切り替えて次に挑みます」

杉山 直宏(大津高校)
「前半から相手ゴール前まで行くことはできたのですが、弾かれてからセカンドボールを拾うことができなかったため二次攻撃につなげられず、シュートまで持ち込めませんでした。後半は決定機をつくることができたのですが、決めるべき場面で決め切れず、自ら苦しい流れにしてしまいました。勝点3を奪うことができれば、残留が大きく近づいたと思うのですが、負けてしまって悔しいです。次節は高校サッカー選手権県予選前の最後の試合なので、チーム一丸となって勝ちたいです」

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