6日に行われたロシアワールドカップ アジア最終予選 タイ戦後の選手コメントです。
■西川 周作(浦和)
――相手との1対1を止めたが?
「基本的なことを大事にした結果だと思います。先に動かないということ、体勢を崩していたらそのままゴールに入れられていたと思いますし、あの状況でもしっかりとステイして、基本的なことを全うできたかなと思います」
――体勢を一回作りなおした?
「そうですね、飛び込みたくなるような間合いでしたけど、そこはうまく我慢しながら。UAE戦で基本が大事だなと改めて自分が感じたことでしたし、ピッチコンディションが本当に悪い中だったので、ああいうピンチが来てもあわてずにやろうと思っていました。とにかくチームがこうやって結果を出せたこと、勝ち点3を取れたことが本当に良かったと思います」
――主審にファールを取られた時、レッドが出るかと心配した?
「ドキッとしました(笑)。イエローかなと思ったんですけど、このレフェリーで何が起こるかわからないというところではちょっとドキッとしました」
――あの場面、受け渡しが少しずれたように見えた?
「あれは僕のボールだったんですけど、思っていたよりもボールが転がらなかったので、ちょっと待った感じになって、ちょっと引っ掛けるような感じになってしまいました。もうちょっとボールに寄っていければ外にクリアできたと思いますし、そこは反省点として次に生かしていきたいなと思います」
――なかなかボールが来ない中でのビッグセーブだった。
「どんな相手でも1回、2回はビッグチャンスを作られると思いながらプレーしていましたし、準備のところでも集中を切らさないように試合に入っていこうと思っていたので、とにかく今日は集中して試合をやることができましたし、やっぱり内容のところも一人ひとりがもう一回時間が空いた時に、冷静になった時に見直して、反省点をしっかり反省し、また次に集まった時にいい入りができるように活かしていきたいなと思います」
■森重 真人(FC東京)
――1点はリードしたが、UAE戦と似た様な展開でDFとしては嫌な感じもあった?
「やはり1-0というのはアクシデントが起こってしまうと引き分けになってしまいますし、できれば2点、3点を取って試合を進めたいというのはDFにとっては理想ですが」
――セットプレーのヘディングで惜しいシーンがあった?
「自分もそうですし、チームとしても決められるところをしっかり決めて、ゲーム自体を決めないといけなかったかなと思いますけど、そんな簡単じゃないというのはUAE戦も、今回の試合もそうですし、簡単な試合は1試合もないんだなというのを感じています。その中で勝っていかないとW杯にいけないと思っているので、内容は今日に関しても全体的に良くなかったですし、その中でもこうやって勝ちを積み重ねていかないといけないかなと思います」
――リスク管理をしながらも、高い位置でのサイドチェンジなどビルドアップに関わっていくというバランスが初戦の結果もあって難しかったと思うが、そのあたりで吉田選手と話し合いは?
「UAE戦もそうですけど、タイもカウンターを狙ってくるので、そこに対してわざわざ自分たちがスペースを与える必要はないと思っていたので、(山口)蛍だったり、ハセさん(長谷部)にUAE戦よりしっかり声をかけ合いながら。攻撃は人数をかければいいというものではないので、ボランチに対してはバランスを取る様にというのは今日は声かけはしました」