今日の試合速報

「連続得点記録」と「ラストマッチ」。“ダブル小林”のパフォーマンスに注目だ【プレビュー:明治安田J1 2nd 第8節】

一覧へ

2016年8月13日(土) 11:59

「連続得点記録」と「ラストマッチ」。“ダブル小林”のパフォーマンスに注目だ【プレビュー:明治安田J1 2nd 第8節】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「連続得点記録」と「ラストマッチ」。“ダブル小林”のパフォーマンスに注目だ【プレビュー:明治安田J1 2nd 第8節】
5位の鳥栖と首位の川崎Fが激突。小林 悠はリーグタイ記録の8戦連続ゴールなるか!?

明治安田生命J1リーグは13日と14日に2ndステージ第8節の9試合が開催される。首位を走る川崎Fは、アウェイで鳥栖と対戦。迫力の攻撃と安定した守備を兼備し、順調に勝点を積み重ねる川崎Fは、前節も甲府相手に4ゴールを奪って完勝。その勢いがさらに加速している印象だ。個人に目を向ければ、小林 悠がゴールを量産中で、今節得点すればリーグタイ記録の8試合連続ゴールとなる。このストライカーのパフォーマンスからは目が離せない。対する鳥栖は前節G大阪に敗れ2ndステージ初黒星を喫したものの、状態は悪くない。粘り強い守備と豊田 陽平を軸とした攻撃が機能し、新戦力のムスタファ エル カビルの状態が高まってくれば、さらに勢いが生まれるだろう。首位チームをストップさせる可能性は決して低くない。

ここ2試合で3得点と好調の武藤。チームを4連勝に導けるか
ここ2試合で3得点と好調の武藤。チームを4連勝に導けるか

川崎Fと同勝点で並ぶ浦和は、名古屋の本拠地に乗り込む。武藤 雄樹ら攻撃陣が好調で、守備にも大きな穴は見当たらない。額面通りのパフォーマンスを示せれば、おのずと結果はついてくるだろう。一方の名古屋は窮地に立たされている。2ndステージはいまだ勝利がなく、奪った得点はわずかにひとつのみと、浮上の兆しは見えていない。今節は守備を重視しつつ、一瞬の隙を突く戦いで勝機を見出したい。

2ndステージ負けなしで3位に付ける横浜FMはホームに大宮を迎える。前節は中村 俊輔が不在ながらも柏に競り勝っている。今節も故障が癒えないこの背番号10の欠場は濃厚ながら、スタイルがはっきりとしているだけに、チーム力が落ちることはないだろう。対する大宮も前節福岡に勝利し、状態は上向きだ。大黒柱の家長 昭博が復帰し、明るい材料も多い。上位進出を果たす上でも、勝利が求められる一戦となる。

オランダ移籍が決まった磐田の小林 祐希。ラストマッチを勝利で飾りたいところだ
オランダ移籍が決まった磐田の小林 祐希。ラストマッチを勝利で飾りたいところだ

2連勝と調子を上げてきたG大阪は、アウェイで磐田と対戦。前節は劇的な逆転勝利で鳥栖を撃破し、勢いに乗る。接戦をものにするしたたかな戦いを実現できており、さらなる上昇の予感を漂わせている。一方の磐田は2ndステージ勝利なしと苦戦が続く。前節もFC東京に逆転負けを喫し、浮上のきっかけをつかめなかった。そんななか大黒柱の小林 祐希がオランダのヘーレーフェーンへの移籍が決まった。磐田でのラストマッチとなるこのG大阪戦を白星で飾れるか。このレフティのパフォーマンスには大いに注目したい。

仙台vs柏は好調同士の対戦に。仙台は4試合負けがなく、柏は4連勝を狙った前節こそ敗れたものの、内容は悪くなく、勢い自体は失われていない。上位陣に引き離されないためにも、ともに勝点3を手にしたい一戦。前回対戦では2-0と仙台が勝利しているが、今回はいかなる決着を見るだろうか。

監督交代後に2連勝と復調の兆しを見せているFC東京は、アウェイで神戸と対戦する。ムリキの活躍もあり磐田に逆転勝利を収めた前節は、一方で2失点を喫した守備に課題を露呈したのも事実。前線にタレントを揃える神戸との対戦で、安定した守備を取り戻すことができれば、今後に向けて勢いが生まれていきそうだ。

2連敗中の甲府は新潟をホームに迎える。浦和、川崎Fと2強との対戦が続いたとはいえ、2試合で6失点を喫した守備の修正は急務だろう。一方の新潟は神戸に競り勝った勢いを今節にもつなげられるか。年間勝点で下位に沈む両チームにとって、残留争いから抜け出すためにも勝点3を確保したい。

調子の上がらない鹿島はアウェイで福岡と対戦。連敗を止めて浮上のきっかけを掴みたい
調子の上がらない鹿島はアウェイで福岡と対戦。連敗を止めて浮上のきっかけを掴みたい

5連敗と泥沼にはまる湘南は、広島とホームで対戦。前節も浦和に4失点と完敗を喫しており、浮上のきっかけを見いだせていない。浦和と同じシステムの広島相手に、いかなる戦いを見せるのか。曺 貴裁の修正力が、大きなポイントとなりそうだ。

唯一、日曜開催となるのは福岡vs鹿島。リーグ戦3連敗中と苦戦が続くなか、水曜日にスルガ銀行チャンピオンシップを戦ったばかりの鹿島とすれば、スケジュール面のハンデをいかに克服できるかがカギに。対する福岡は4試合勝利がなく、年間勝点では最下位に沈む。残留争いがより現実化するなかで、危機感を力に変えて結果へとつなげたいところだ。

■2nd 第8節の見どころをチェック
甲府vs新潟
名古屋vs浦和
湘南vs広島
仙台vs柏
横浜FMvs大宮
磐田vsG大阪
神戸vsFC東京
鳥栖vs川崎F
福岡vs鹿島

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード