明治安田生命J2リーグは31日に第26節の11試合が行われ、首位の札幌が山口に勝利した一方、2位の松本、3位のC大阪はそれぞれ引き分けに終わり、札幌との勝点差が広がった。
山口とのアウェイゲームに臨んだ札幌は、21分に都倉 賢のゴールで先制すると、38分にはジュリーニョが加点。後半に1点を返されたもののそのまま2-1で逃げ切った。これで札幌は3連勝。勝点を56にまで伸ばした。
2位の松本は、2-1で迎えたアディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、徳島と2-2のドロー。一方、京都と対戦したC大阪は63分からの4分間で立て続けに3失点を奪われる苦しい展開ながら、すぐさま2点を返すと、90+4分に杉本 健勇がこの日2点目となるゴールを突き刺し、3-3と土壇場で引き分けに持ち込んでいる。
北九州と対戦した岡山は、岩政 大樹のゴールなどで3-1と快勝。清水は鄭 大世の2ゴールで2-0と岐阜を寄せ付けず、2連勝で5位に浮上した。一方の岐阜は泥沼の7連敗となった。
長谷部 茂利新監督のもとでリスタートを切った千葉は、アウェイで横浜FCと対戦。16分に船山 貴之のゴールで先制しながら、前半のうちに逆転を許すと、後半の反撃も及ばず1-2で敗戦。新体制を白星で飾れなかった。
好調同士の一戦となった長崎vs町田は、開始5分に生まれた村上 佑介のゴールを守りぬいた前者に軍配。愛媛は終了間際に林堂 眞が決勝ゴールを叩き込み、1-0で群馬を下した。
東京Vは高木 善朗のゴールで熊本に1-0と勝利。水戸は後半の3ゴールで金沢に3-0と快勝を収めた。山形と対戦した讃岐は1-1で迎えた90+5分、仲間 隼斗に決勝ゴールが生まれ、逆転勝利を飾っている。
■試合データ
水戸vs金沢
東京Vvs熊本
横浜FCvs千葉
清水vs岐阜
京都vsC大阪
讃岐vs山形
徳島vs松本
北九州vs岡山
長崎vs町田
山口vs札幌
愛媛vs群馬