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東福岡が名古屋U18に劇的逆転勝利!市立船橋はライバル対決を制す【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第9節】

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2016年7月19日(火) 12:22

東福岡が名古屋U18に劇的逆転勝利!市立船橋はライバル対決を制す【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第9節】

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東福岡が名古屋U18に劇的逆転勝利!市立船橋はライバル対決を制す【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第9節】
名古屋U18を下した東福岡は2連勝を飾った。

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグの第9節が、7月16日と17日の2日間にわたって各地で開催されました。

第9節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
鹿島アントラーズユース 0-1 清水エスパルスユース(県立カシマサッカースタジアム)
流通経済大学付属柏高校 0-1 市立船橋高校(流通経済大学付属柏高校)
FC東京U-18 4-0 アルビレックス新潟U-18(FC東京小平グランド)
青森山田高校 0-2 横浜F・マリノスユース(青森山田高校)
柏レイソルU-18 3-0 大宮アルディージャユース(日立柏サッカー場)

同じ千葉県に拠点を置く流経大柏を下して首位に浮上した市立船橋。
同じ千葉県に拠点を置く流経大柏を下して首位に浮上した市立船橋。

[監督・選手コメント]
■本田 裕一郎監督(流通経済大学付属柏高校)
「もったいない試合でした。最低でも引き分けには持っていけたはずの内容です。守備は、失点したミス以外は、良かったと思います。あとは、得点パターンを増やしていくことが課題です。今季はとにかく速く攻めるということをテーマにしてきたために、精度を欠く傾向が強く出ています。これからは精度を求めていくことで改善されると思います。勝点では厳しい状況にありますが、チームの状況は少しずつ良くなっています」

■関 大和(流通経済大学付属柏高校)
「後半も無失点でいこうと思っていたのですが、相手が長身FWを入れてきたところで、それまで出ていた選手と全くタイプが違ったので、バランスが崩れてしまいました。失点は、マークの受け渡しのミスです。攻撃は、チャンスで決め切れませんでした。自分たちの悪いところが全部出た試合になってしまいました。個々の責任感と、チャンスで決め切る力を強めることが課題です。今日でリーグの前半が終わって、残留に向けて後半はとにかく勝つしかないので、気持ちを切り替えて臨みたいです」

■本田 憲弥(流通経済大学付属柏高校)
「前半は守備面に手ごたえがあり、後半は攻撃面でチャンスをつくれたのですが、負けてしまいました。得点をしっかりと取れるようにならないと、この先も厳しくなると思っています。攻撃はスピード感こそありますが、精度を欠いているので、余裕を持ってプレーできるように改善したいと思っています。最下位で失うものはなく、あとはやるしかありません。夏の中断期間で勢いをつけて、波に乗っていきたいと思います」

■朝岡 隆蔵監督(市立船橋高校)
「自分たちには、一方的にボールを支配して勝つほどの技術力はないので、総合力で勝たなければいけません。その点では、試合全体を通して落ち着かない時間が長かったですが、ミスやアクシデントを得点に結びつける力のある相手に対して悪くない戦い方はできたと思います。太田選手のゴールは嬉しかったです。スピードとドリブルが持ち味ですが、起用について真面目だから苦しんできたという部分があります。パフォーマンスが落ちて一度はメンバーから外しましたが、取り組む姿勢を変えずに臨んだ部分は評価できますし、そういう姿勢が得点につながって、彼にとっても本当に良い試合になったと思います」

■杉岡 大暉(市立船橋高校)
「前半は、最初に球際の攻防になって、そこから少しずつ主導権を握るという理想的な試合運びができました。ただ、得点できる雰囲気、相手に脅威を与えるプレーが少なかった点は反省材料です。首位に立ったということですが、1位であることは特に意識せず、1試合ずつ戦っていきたいと思います。第5節まで無敗できていたのに勝ち切れなくなったところは、順位や結果による安堵感のようなものが背景にあるのではないかと思っているので、謙虚にやっていきたいと思います」

■高 宇洋(市立船橋高校)
「ロングボールを蹴ってくる相手に対して難しい部分はあったけれど、前半の終盤は主導権を握れました。もっとその時間を増やさないといけないですが、チームとして成長できました。最近は流れの中から得点が生まれなかったですし、1点勝負だと思っていたので(太田)貴也が決めてくれたときは本当に嬉しかったです。首位に立ったといっても、まだ後半も難しい試合があると思うので、1試合ずつしっかりと集中してポイントを重ねていきたいです」

[WEST]
大津高校 2-3 京都サンガF.C.U-18(大津町運動公園 球技場)
神戸弘陵学園高校 0-1 大分トリニータU-18(いぶきの森球技場)
名古屋グランパスU18 2-3 東福岡高校(名古屋市港サッカー場)
セレッソ大阪U-18 1-1 サンフレッチェ広島F.Cユース(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
ヴィッセル神戸U-18 2-1 ガンバ大阪ユース(いぶきの森球技場)

杉浦 文哉(#14)のゴールで1度は勝ち越したが、後半に逆転された名古屋U18。これで4試合勝ち星から遠ざかっている
杉浦 文哉(#14)のゴールで1度は勝ち越したが、後半に逆転された名古屋U18。これで4試合勝ち星から遠ざかっている

[監督・選手コメント]
■山崎 真(名古屋U18)
「サッカーは、ちょっとした差がとても大きな差となって表れるスポーツです。今日のような試合では勝負の分かれ目で自分たちを信じられるか、勝負どころを知っているかが試されます。選手たちには今日のように悔しい思いをする中、自分の思い一つで未来が変わっていくことを学んでほしいです。この試合には意味が隠されていて、「ただ残念」で終わっていては、隠された意味が分かりません。難しいけれど意味がある試合だったと見つめなおせたときに、自分を信じたり、勝負を知ることができると思っています」

■田渕 佑(名古屋U18)
「今日は普段、試合に出場するCBの2人が年代別日本代表に帯同しているため不在で、最後までしっかり戦おうと挑みました。ハーフタイムにも「失点しても絶対に下を向かないように」とみんなで話していました。後半に追い付かれてからもチャンスはあったので、点をとり切れなかったことが反省点だと思います。ここまでホームで勝てていなかったので今日はどうしても勝ちたかったです。逆転負けは悔しいですが、自分たちを見つめなおす、いい機会になったと思います」

■森重 潤也監督(東福岡高校)
「試合には勝つことができましたが、「止める・蹴る」の質だけでなく、動き出すタイミングやスピードなど全てにおいてグランパスの選手の方がわれわれよりも一枚も上でした。ドリブルでもボールを失わないグランパスに対し、自分たちは簡単に抜かれていました。われわれは攻撃も守備も、もともと持っている力のレベルを上げていかなければいけません。いつもの課題が試合開始から出て、最後に選手の意地が少しだけ出た試合だったと思います」

■小田 逸稀(東福岡高校)
「インターハイ前の最後の試合ということで絶対に負けられないという思いが強く、個人としても上を目指すためには完封するしかないと思って試合に挑みました。それなのに、思うように走ることができず、力不足を痛感しています。僕の準備不足もあるのですが、率直にマッチアップした相手の11番の選手(田中 彰馬)はうまいと感じました。前期は今日のように内容的としては良い試合は少ないのですが、まだ優勝を狙える可能性はあると思うので、後期も頑張ります」

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