明治安田生命J2リーグは3日に第21節の11試合が行なわれた。首位を走る札幌は函館市千代台公園陸上競技場で横浜FCと対戦。16分にジュリーニョのゴールで幸先よく先制すると、59分までに3点を加点して4-0に。75分と88分にイバに2点を返されたものの、終了間際に上原 慎也がダメ押しの5点目を決めて横浜FCに5-2と大勝を収めている。
うまかな・よかなスタジアムで約3か月ぶりにホームゲームを開催した熊本は、C大阪と対戦。8分に薗田 淳のJリーグ初ゴールで先制しながら、13分に同点に追いつかれると、25分には薗田が退場となり、数的不利に追い込まれてしまう。その後は一方的な展開に。前半のうちに3点を許し、後半にも2失点。1-5と大敗を喫し、ホーム再開戦を白星で飾れなかった。一方勝ったC大阪は5連勝で首位の札幌を勝点2差で追走している。
水戸とのアウェイゲームに臨んだ3位の松本は、前半のうちに2点を先行させる苦しい展開に。しかし53分に1点を返すと、61分に飯尾 竜太朗が同点弾。その勢いのまま76分に高崎 寛之が値千金の決勝弾を叩き込み、3-2と鮮やかな逆転勝利を飾った。
4位の岡山と6位の清水の上位対決は、0-0で迎えた後半にお互いが意地を見せ2点ずつを奪い合う白熱した展開に。結局両者譲らず2-2の痛み分けとなった。3試合勝利のない京都はアウェイで岐阜と対戦。54分のダニエル ロビーニョのゴールが決勝点となり、1-0で4試合ぶりに白星を手にした。
群馬とアウェイで対戦した町田は0-2で迎えた72分に中村 祐也のゴールで1点差に詰め寄ると、82分に深津 康太が同点弾。苦しみながらも2-2で勝点1を手にしている。山形は大黒 将志の2ゴールで山口に2-1と勝利。東京Vと対戦した北九州も原 一樹の2ゴールの活躍で2-1と逆転勝利を収めた。
千葉をホームに迎えた愛媛は48分に瀬沼 優司、51分に安田 晃大が立て続けにゴールを奪取。終盤の千葉の猛攻を1点に抑え2-1で逃げ切った。徳島と長崎の一戦はお互いに好機をものにできずに0-0の引き分けに。金沢vs讃岐も両者譲らずスコアレスドローに終わっている。
■試合データ
札幌vs横浜FC
山形vs山口
水戸vs松本
金沢vs讃岐
岡山vs清水
徳島vs長崎
北九州vs東京V
熊本vsC大阪
岐阜vs京都
愛媛vs千葉
群馬vs町田