Jリーグヤマザキナビスコカップは25日にグループステージ第6節の6試合が行われ、Aグループでは神戸と大宮の準々決勝進出が決定。一方、Bグループは6つのチームに突破の可能性が残る大混戦となった。
ホームに名古屋を迎えた神戸は10分に中坂 勇哉のゴールで先制すると、19分には渡邉 千真が追加点。さらに終了間際には石津 大介と高橋 峻希のゴールも飛び出し、4-0と圧勝を収めた。
このほか、わずかながら突破の可能性を残していた湘南は、甲府に0-1で敗戦。また、こちらもわずかに可能性を残していた磐田は、グループ敗退が決定していた鹿島と1-1で引き分けている。
この結果、首位に浮上した神戸(勝点13)と、今節試合がなかった2位大宮(同11)のグループステージ突破が決まっている。
一方、大混戦となっているBグループでは、川崎Fが仙台に大塚 翔平の2ゴールで2-1と勝利。新潟vs横浜FM、福岡vs鳥栖はそれぞれ1-1の引き分けに終わった。
これによりBグループでは勝点8で首位川崎F、2位仙台、3位横浜FMが並び、同7で4位柏、5位新潟が並ぶ大混戦となった。突破の可能性は同6の6位福岡まで残されており、最後まで目が離せない戦いが続く。
最終節は6月5日(日)に行われ、Bグループでは仙台(勝点8)が横浜FM(同8)、福岡(同6)が新潟(同7)をそれぞれホームに迎え、柏(同7)はアウェイで鳥栖と対戦。川崎F(同8)はグループの首位に立つものの、すでに全6試合を消化しており、突破は他チームの結果に委ねる形となった。