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大宮と神戸が突破決定も 混戦が続くBグループの行方は?【プレビュー:ヤマザキナビスコカップ GS 第6節】

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2016年5月24日(火) 19:10

大宮と神戸が突破決定も 混戦が続くBグループの行方は?【プレビュー:ヤマザキナビスコカップ GS 第6節】

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大宮と神戸が突破決定も 混戦が続くBグループの行方は?【プレビュー:ヤマザキナビスコカップ GS 第6節】
引き分け以下で敗退が決まる川崎F。首位仙台との大一番に臨む

ノックアウトステージ進出をかけた戦いもいよいよ大詰めを迎えている。Jリーグヤマザキナビスコカップは25日にグループステージ第6節の6試合が開催。グループAでは試合のない首位の大宮と2位の神戸にベスト8進出が決定する可能性がある。

ここまで4試合で9得点と破壊力抜群の攻撃力を見せつけている神戸だが、直近のリーグ戦では横浜FMに完封負け。それでもレアンドロとペドロ ジュニオールの復帰はなによりも好材料で、3年連続となる8強進出に向けて士気は高い。対する名古屋は今大会未勝利ですでにグループステージ敗退が決定している。モチベーションを保つのは難しい状況ながら、失うものがない状況がいい意味での思い切りの良さを引き出す場合もある。普段は出場機会の少ない若手が出場機会を得る可能性も高く、彼らにとっては貴重なアピールの場となるはず。果たして意地を見せられるか。

神戸は得点ランクトップに立つペドロ ジュニオールが復帰。3年連続の8強進出へ士気は高い
神戸は得点ランクトップに立つペドロ ジュニオールが復帰。3年連続の8強進出へ士気は高い

ノックアウトステージ進出の可能性を残す湘南は甲府とのアウェイゲームに臨む。引き分けでも厳しい状況に追い込まれるだけに、勝利こそが求められる一戦に。前節は鹿島に劇的な逆転勝利を収めたものの、直近のリーグ戦では仙台に惜敗。勢いが削がれた感もあるが、持ち前のアグレッシブさを貫けば勝機は高まるはず。すでに敗退が決まっている甲府を相手に、まずは気持ちの面で上回りたい。

連覇の夢が絶たれた鹿島は、こちらも苦境に立たされている磐田と対戦。消化試合となりかねないが、とりわけ磐田とすれば可能性がわずかにある限り、全力を尽くして立ち向かいたい。5月8日のリーグ戦で対戦したばかりの両者だが、その時は1-1の痛み分けに終わっている。その決着をつけるべく、意地とプライドをかけた激しい戦いに期待したい。

大勢が決しつつあるAグループに対し、Bグループは混戦模様。数字上では全チームに突破の可能性が残されている。もっとも首位の仙台が優位な状況にあるのは間違いない。今節はアウェイで川崎Fと対戦。4試合1失点の堅守が、川崎Fの強力攻撃陣に対抗できるかが試合の焦点だろう。仙台とすれば先週末のリーグ戦で湘南に勝利を収め、調子は上昇基調にある。対する川崎Fは代表活動や怪我人の影響により、戦力的には厳しい状況にある。この苦境をいかに乗り切るか。チームの総合力が問われてくるはずだ。

前節豪快ボレーで決勝点を挙げた小塚(新潟)。今節もチームを勝利に導けるか
前節豪快ボレーで決勝点を挙げた小塚(新潟)。今節もチームを勝利に導けるか

新潟vs横浜FMも激しい戦いが予想される。ともに勝利すれば首位に立つ可能性もあるだけに、高いモチベーションを備えてこの試合に挑むだろう。横浜FMは公式戦2連勝中、新潟も公式戦4試合負けなしと状態を上げている。いずれも得点力には課題を抱えているものの、安定した守備が攻撃の良化を導く可能性もある。1点を争う展開が予想されるなか、両チームの攻撃陣のパフォーマンスが、試合の行方を左右するはずだ。

福岡と鳥栖の九州対決にも注目したい。福岡は6位、鳥栖は7位と厳しい状況にある両者だが、勝てば突破の可能性もつながるだけに、勝点3の確保を目指した熱いバトルが予想される。ともに守備に特長があるだけにゴールチャンスは限られるだろう。いかに好機をものにできるか。ゴール前の攻防から目が離せない。

■各試合の見どころをチェック!
・Aグループ
鹿島vs磐田
甲府vs湘南
神戸vs名古屋
※大宮は試合なし
・Bグループ
川崎Fvs仙台
新潟vs横浜FM
福岡vs鳥栖
※柏は試合なし

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