明治安田生命J1リーグ 1stステージは21日に第13節の8試合が行われ、鹿島が名古屋に劇的な展開の末に3-2で勝利。一方、チャンピオンシップの再現となった広島vsG大阪の一戦は、G大阪が3-1で完勝した。
敵地で名古屋と対戦した鹿島は、1-1で迎えた66分に竹内 彬に勝ち越し点を許す苦しい展開。しかし86分に鈴木 優磨のヘディングで追いつくと、アディショナルタイム5分にはカイオのこの日2点目が飛び出し、土壇場で勝利をもぎとった。勝ち点27で暫定2位に浮上している。一方、首位・川崎Fは敵地で最後まで新潟の守りを崩せずスコアレスドロー。勝点1を積み上げるにとどまった。
昨年のチャンピオンシップの再現となった広島vsG大阪の一戦は、アウェイのG大阪の一方的な展開に。まずは前半にアデミウソンのゴールで先制すると、64分には倉田 秋が追加点を挙げ、さらに82分にはカウンターから長沢 駿がループを決めて勝負あり。広島はピーター ウタカが終了間際に一矢を報いたが、このまま1-3で敗れた。
なお、広島の森﨑 和幸がこの試合でJ1通算400試合出場を達成している。
好調の大宮は74分に江坂 任が決勝点を挙げて、敵地で鳥栖に1-0で勝利。柏は福岡に一時1-2と逆転を許したが、終盤にディエゴ オリヴェイラ、輪湖 直樹が連続ゴールを挙げ、3-2と逆転。3試合ぶりの勝利を手にした。磐田は太田 吉彰、小林 祐希、松浦 拓弥のゴールで甲府を3-1で下し、J1通算ホーム200勝を達成している。
このほか、横浜FMは前半の栗原 勇蔵のゴールを守り切って、神戸に1-0で勝利。6試合ぶりの勝利を手にした。仙台は終盤に奥埜 博亮が決勝点を挙げ、湘南に1-0で勝利している。
なお、AFCチャンピオンズリーグの影響で延期となった浦和vsFC東京の一戦は6月22日に行われる。