明治安田生命J1リーグは4日に1stステージ第10節の7試合が行われ、2位川崎Fは仙台と1-1で引き分けて暫定首位浮上ならず。一方、3位鹿島は新潟を2-1で下し、川崎Fに勝点1差に迫った。
拮抗した戦いが繰り広げられた川崎Fvs仙台は、70分に富田 晋伍のゴールで仙台が先制。対する川崎Fはその3分後に大島 僚太が角度のない位置から意表を突いたシュートを突き刺し、あっという間に試合を振り出しに戻す。しかし、勝ち越し点を奪うことはできず、試合はそのまま1-1で終了。勝点1を積み上げるにとどまった。
一方、新潟とホームで対戦した鹿島は22分にジネイのゴールで先制すると、66分に追い付かれるも、79分に西 大伍が決勝点。3試合ぶりの勝利で勝点3を手にした。
連勝中の柏は敵地で甲府と対戦。12分にディエゴ オリヴェイラのゴールで先制すると、70分には再びディエゴ オリヴェイラが追加点。2-0で勝利し、リーグ戦5試合連続完封勝利とした。
また、大宮は横山 知伸、沼田 圭悟のゴールで福岡を相手に2点をリードすると、相手の反撃を1点に抑えて2-1で勝利。無敗試合を6試合に伸ばしている。
この結果、勝点を21に伸ばすにとどまった川崎Fは、この日試合がなかった浦和(同22)を上回ることができず、2位のまま。同20に伸ばした鹿島は川崎Fに1差に迫った。柏が同18で4位に、大宮も同18として得失点差で5位につけている。
このほか、名古屋はシモビッチ、川又 堅碁らのゴールで横浜FMに3-1で快勝。神戸は開始早々の7分に磐田のアダイウトンにゴールを許すも、レアンドロの2ゴールで逆転すると、終盤にペドロ ジュニオールと渡邉 千真が連取して4-1と快勝した。前節今季初勝利を挙げた湘南は、大槻 周平のゴールで鳥栖を1-0で下し、2連勝としている。
なお、FC東京vs広島、G大阪vs浦和の2試合は6月15日に行われる。