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川崎Fが再び首位獲りへ 柏は5連勝をかけて甲府と激突【プレビュー:明治安田J1 1st 第10節】

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2016年5月3日(火) 20:00

川崎Fが再び首位獲りへ 柏は5連勝をかけて甲府と激突【プレビュー:明治安田J1 1st 第10節】

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川崎Fが再び首位獲りへ 柏は5連勝をかけて甲府と激突【プレビュー:明治安田J1 1st 第10節】
勢いに乗る柏が甲府と激突。クリスティアーノ(左)と伊東はともに古巣との対戦となる

4日に行われる明治安田生命J1リーグ 1stステージ第10節は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場4チームを除いた14チームによる7試合が開催。ハードスケジュールのなかで各チームはどのようなパフォーマンスを見せるのか。

川崎Fは仙台とホームで対戦。前節はG大阪に競り勝ち、首位浦和に勝点2差で2位に付ける。勝てば試合のない浦和を交わして暫定で首位に立つだけに、是が非でも白星を手に入れたい。攻撃陣が好調を維持する一方、不安要素はG大阪戦で負傷したGKチョン ソンリョンの状態。この守護神を欠くようだと、ここまで安定感を示してきた守備組織に亀裂が生じるかもしれない。対する仙台は6試合勝利から見放される苦しい状態。この流れで難敵との一戦を迎えるだけに厳しい戦いが想定されるが、川崎Fの攻撃に粘り強く対応し、鋭いカウンターから勝機を窺いたい。

川崎Fの攻撃力を仙台がどう食い止めるかがこの試合の焦点だ
川崎Fの攻撃力を仙台がどう食い止めるかがこの試合の焦点だ

3位の鹿島は新潟をホームに迎える。ここ2試合勝ち星がなく勢いが失われつつあるが、安定感抜群の守備に隙はない。「良い守備が良い攻撃を生む」の言葉通り、まずは守備でリズムをつかみ攻撃力を促したい。一方の新潟も4試合勝利から見放されている。原因はリーグワースト2位の18失点を喫する守備にある。田中 達也をはじめ攻撃陣の状態は悪くないだけに、本来備えているはずの組織的な守備を取り戻せるかがポイントとなるだろう。

今最も波に乗るのが柏。4連勝中とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで一気に4位に浮上した。5連勝をかけて、今節はアウェイで甲府と対戦。躍動する若手のパフォーマンスがこの試合でも柏のカギを握るだろう。甲府ではクリスティアーノに注目したい。昨季まで所属した古巣を相手にどのようなパフォーマンスを示すのか。爆発的なシュートを武器に甲府の攻撃をけん引したい。

ともに調子を落としているのが名古屋と横浜FM。前節浦和に大敗を喫した前者に対し、後者は現在2連敗中。上位を狙える戦力値を備えながら中位に留まる両者は、浮上のためにもこれ以上負けられない状況だ。名古屋は絶大な存在感を放つシモビッチが頼み綱に。このエースを中心とした攻撃が堅守を誇る横浜FMの守備網を打開できるか。横浜FMとすれば元気のない攻撃陣の奮起が求められる。名古屋の守備は決して盤石とはいえないだけに、その隙を突けるかがポイントだろう。

ウェリントンの一撃で初勝利を飾った福岡。今節もこのストライカーの爆発が求められる
ウェリントンの一撃で初勝利を飾った福岡。今節もこのストライカーの爆発が求められる

前節、広島を撃破した磐田はアウェイで神戸に挑む。得失点差ではマイナスながら6位に付けているのは勝負どころを逃さないしたたかさが要因だろう。スカウティング能力に長けた名波 浩監督が今節はどのような戦略を用いるのか。その采配に注目だ。一方の神戸は前節柏に敗れたものの、こちらも知将が率いるチームである。3試合勝ち星から見放されているものの、ネルシーニョ監督の“再建力”がこの試合の大きな見どころとなる。

前節初勝利を挙げた福岡は連勝をかけて大宮と対戦する。FC東京の猛攻にさらされながらも粘り強く対応し、ウェリントンの一撃で勝利を手にした戦略はまさに狙い通り。今節も同様の戦いで大宮に挑むだろう。5試合負けなしと好調な大宮はその勢いをこの試合にもつなげたい。昨季のJ2では2戦2勝で、その相性の良さを活かせるか。

こちらも前節初勝利を挙げた湘南は、開幕以来の白星を手にした鳥栖と対戦。いずれも長いトンネルから抜け出し復調の兆しを見出しただけに、この試合でも勝利を飾り上昇気流に乗りたいところ。新システムに手ごたえを感じた前者に対し、後者はエース豊田 陽平が完全復活。ともにポジティブな要素を手にしているだけに、積極果敢な戦いが期待できそうだ。

■各試合の見どころをチェック
鳥栖vs湘南 
川崎Fvs仙台
名古屋vs横浜FM
福岡vs大宮
鹿島vs新潟
神戸vs磐田
甲府vs柏

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