明治安田生命J1リーグは24日に1stステージ 第8節の9試合が行われ、浦和が川崎Fを1-0で下して首位に浮上。柏は2位の鹿島に2-0で勝利しリーグ戦3連勝を飾っている。
首位川崎Fと3位浦和が相見えた首位攻防戦は、序盤からアグレッシブに攻め込む両チームであったが、中々ゴールに結びつかない。後半に入り均衡を破ったのはアウェイの浦和だった。54分に、武藤 雄樹のダイレクトシュートが突き刺さり先制に成功する。結局このゴールが決勝点となり浦和が川崎Fに1-0で勝利し首位に躍り出た。川崎Fは今季リーグ戦初黒星を喫している。
4月に入って共に公式戦無敗の鹿島と柏の一戦は、攻め込む鹿島に対し柏がカウンターで応戦する展開に。前半を0-0で終えるかと思われたアディショナルタイムの2分、伊東 純也のゴールで柏が均衡を破る。さらに後半に入って63分、先制点を挙げた伊東のパスから武富 孝介が合わせて追加点を挙げ、柏が2位の鹿島を2-0で下してリーグ戦3連勝を飾っている。
ホームで仙台と対戦した神戸は1-2のビハインドで迎えた後半アディショナルタイム3分、渡邉 千真がこの日2点目となる値千金の同点ゴールを挙げ、2-2の引き分けに持ち込んでいる。
福岡とアウェイで対戦したG大阪は79分、途中出場の宇佐美 貴史が貴重な先制点をマーク。その後福岡の猛攻を抑え1-0で勝利を収めている。
共に2連敗中の名古屋と新潟の一戦は、25分にシモビッチの2試合連続となるゴールで先制すると、61分には永井 謙佑が追加点を挙げる。直後の64分に新潟の端山 豪に1点を返されるもその後得点を許さず2-1で勝利している。
横浜FMと広島の上位対決は、15分にピーター ウタカのゴールで広島が先制。後半25分には広島のペナルティエリア内でハンドの判定があり、横浜FMにPKが与えられる。このPKを中村 俊輔に決められ1度は同点に追い付かれたが、直後の72分にピーター ウタカのこの日2点目となるゴールが決まり勝ち越し。その後の横浜FMの反撃を抑えた広島が2-1で勝利している。
鳥栖と磐田の一戦は、終盤の大井 健太郎のゴールが決勝点となり磐田が鳥栖に1-0で勝利。湘南vs大宮の一戦は、80分の家長 昭博の得点が決勝点となり大宮が1-0で勝利した。甲府はホームでFC東京と対戦し、序盤に稲垣 祥のゴールで先制したものの、63分にFC東京の平山 相太に同点ゴールを許し1-1で引き分けている。
■試合データ
名古屋vs新潟
神戸vs仙台
福岡vsG大阪
横浜FMvs広島
甲府vsFC東京
鹿島vs柏
川崎Fvs浦和
鳥栖vs磐田
湘南vs大宮