鹿島アントラーズは5日、2014シーズン限りで現役を引退した柳沢敦氏(37)が2015シーズンよりトップチームのコーチに就任することになったと発表した。
1996年に鹿島でデビューした柳沢氏は、サンプドリア、メッシーナとイタリアのクラブでの経験を経て、2006年に鹿島に復帰。その後、京都サンガF.C.とベガルタ仙台でプレーし、昨季を最後に現役生活に終止符を打った。
J1リーグ通算371試合108得点中、220試合80得点を鹿島で記録した柳沢氏は、クラブの公式サイトを通じ「まずは、約8年ぶりに鹿島アントラーズの一員になれたことに大きな喜びを感じています。19年の選手キャリアを経て、プロとして第一歩を踏み出したクラブに戻り、指導者として新たなキャリアをスタートできることを大変光栄に思います。立場や役割は大きく変わりますが、チームに貢献したいという気持ちは何一つ変わりません。今までの経験を生かし、コーチとして全力でチームをサポートしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします」と語っている。