明治安田生命J2リーグは3日に第6節の11試合が行われ、首位の熊本が清水に敗れる一方、2位のC大阪は千葉に競り勝ち順位を逆転。再び首位に立った。
清水をホームに迎えた熊本は、前半こそ0-0で折り返すも後半に失速。72分、74分と立て続けに大前 元紀にゴールを許し、0-2で敗れて今季初黒星。首位の座から陥落した。代わってトップに立ったのは千葉を撃破したC大阪。32分、38分にソウザが立て続けにゴールを奪うと、千葉の反撃を1点に抑え2-1で勝利。今季5勝目で勝点を16に伸ばし首位の座に返り咲いている。
躍進の予感を感じさせるのは、昇格組の町田。札幌をホームに迎えた一戦で2-0と快勝を収め、4連勝を達成。C大阪に次いで2位につけている。 同じく4連勝を達成したのは徳島と対戦した岐阜。先制点を許す苦しい展開も、前半のうちに逆転すると、73分に風間 宏矢がダメ押しゴール。3-1の快勝で、5位へと順位を上げた。
好調の岡山はホームで東京Vと1-1のドロー。終盤の失点で勝ち切れなかったものの、3勝3分と負けなしを続けている。長崎と松本の一戦は、序盤に1点ずつを取り合うも、その後は両者決め手を欠き1-1のドロー。山口は島屋 八徳のゴールで讃岐に1-0と勝利した。なおこの得点は、J2リーグ通算14,500ゴール目となった。
水戸と群馬の「北関東ダービークラシカル」は、20分の三島 康平のゴールを守り抜いた水戸に軍配。今季初勝利を挙げている。同じくここまで勝利がなかった愛媛は北九州を相手に2-1と勝利。同様に初勝利を目指した金沢は横浜FCに1-2と競り負け、またしても白星はお預けとなった。
未勝利対決となった京都と山形の一戦は、開始3分に山形の大黒 将志が古巣を相手に先制ゴールを叩きこむも、その後京都が反撃開始。前半のうちに逆転に成功すると、48分には堀米 勇輝が3点目を奪取。終盤に1点を返されるも、3-2で今季初勝利を飾った。一方敗れた山形はこれで3連敗。いまだに勝利を挙げられず、ついに最下位へと転落している。
■試合データ
水戸vs群馬
町田vs札幌
金沢vs横浜FC
岡山vs東京V
長崎vs松本
熊本vs清水
徳島vs岐阜
京都vs山形
C大阪vs千葉
山口vs讃岐
愛媛vs北九州