FIFA クラブワールドカップ ジャパン2015は16日、大阪長居スタジアムで準決勝、5位決定戦の2試合が行われた。
アフリカ王者のTPマゼンベ(コンゴ民主共和国)を下しベスト4に進出した広島が、南米王者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦。立ち上がりは互角の展開も徐々にペースをつかむと、26分、40分とこの日1トップに入った皆川 佑介が決定的チャンスを迎える。相手GKの好セーブの前にゴールはならなかったが、前半は広島が優勢に試合を進めた。
後半に入ってもカウンターからチャンスを作りリバープレートのゴールに迫ったが、ゴールは生まれず。すると72分、セットプレーからルーカス アラリオに押し込まれ、痛恨の失点を喫した。
1点を追いかける広島は、76分にエースの佐藤 寿人を投入し同点ゴールを狙うも、リバープレートのしたたかな守備を脅かすには至らず。チャンスを生み出せないまま、タイムアップの笛を聞いた。
南米王者を相手に奮闘した広島だったが、わずかに及ばず0-1で敗戦。20日に横浜国際競技場で行われる3位決定戦に回ることになった。
なおこの試合の前に5位決定戦が行われ、クラブ・アメリカ(メキシコ)が2-1でマゼンベに勝利している。