明治安田生命J1リーグ 2ndステージは22日に最終節となる第17節の9試合が行われた。
共に3連勝中の首位広島と湘南の一戦は、広島がドウグラスのハットトリック、佐藤 寿人のJ1通算最多タイ157得点目となる追加点などで怒涛のゴールラッシュ。湘南を5-0で一蹴し、2ndステージ優勝と年間首位の座を見事に勝ち取った。
鹿島は、中村 充孝の先制点を守り切って1-0で名古屋に競り勝ち、ホーム3連勝。2ndステージ2位でシーズンを締めくくった。
ホームで神戸と対戦した浦和は、武藤 雄樹の先制点を皮切りにリードを保ち続けて5-2で勝利を収めたが、広島が勝利したため年間勝点は2位となった。
注目の明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ準決勝に進む年間勝点3位の座を勝ち取ったのは、G大阪。61分の大森 晃太郎の先制点からわずか5分間で3点を追加。4-0で山形に圧勝した。
一方、年間勝点3位で今節を迎えたFC東京は、シュート数で鳥栖を圧倒するもゴールが遠く、無念のスコアレスドロー。年間勝点で4位に後退し、チャンピオンシップ出場を逃した。
川崎Fと仙台の一戦は、両チーム無得点で迎えた80分に大久保 嘉人が決勝点を挙げ、川崎Fが1-0で4試合ぶりの勝利を挙げた。また、大久保は今季リーグ戦通算23得点で得点王となり、3年連続得点王の偉業を達成した。
2ndステージ3位で今節を迎えた横浜FMは、最後まで松本ゴールをこじ開けることができずスコアレスドロー。2ndステージ5位に後退した。松本は連敗を3で止め、2ndステージの順位を15位に上げた。
オウンゴールで柏に先制点を献上した新潟は、指宿 洋史のPKで同点に追い付き、1-1のドロー。勝点1をもぎ取った。
2連敗中の甲府は、清水に2点を先行されるも、 橋爪 勇樹と保坂 一成のゴールで反撃し、2-2のドローに持ち込んだ。今季初のリーグ戦連勝を逃した清水は年間勝点17位となった。
なお、浦和とG大阪による明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ準決勝は、28日14:00に埼玉スタジアム2002にて行われる。