ヴィッセル神戸の運営会社である(株)クリムゾンフットボールクラブは4日、現代表取締役社長の清水克洋が退任し、2015年2月4日付で、株式会社楽天野球団取締役副社長の池田敦司が代表取締役社長に就任すると発表した。
池田敦司 新代表取締役社長は、「この度、株式会社クリムゾンフットボールクラブの代表取締役社長に就任いたしました。前職では、仙台において東北楽天ゴールデンイーグルスの立ち上げから10年間、プロ野球団の運営に携わり、2013年には球団創設来初の日本一を勝ち取ることができました。また、私は仙台生まれであります。2011年の東日本大震災の際には、震災復興で苦労された神戸の皆様から多くの温かいご支援をいただきました。今回競技は変わることとなりますが、プロ野球運営で培った様々なノウハウやファンサービス手法を存分に生かし、楽天グループのスポーツビジネスとして、クラブのより一層の発展に向けてまい進して参ります。そして震災時のご恩に報いるためにも勝利に向けて全力をつくしていく所存であります。
ヴィッセル神戸は20年の歴史と伝統のあるクラブであり、2015年シーズンは楽天グループの一員としての初シーズンとなります。今後は、歴史と伝統の上に更に楽天グループの成長力、推進力を加えて、悲願であるACL出場・リーグ優勝を目指して戦ってまいります。神戸の皆様、サポーターの皆様、一致団結して戦っていきましょう」とコメントしている。