明治安田生命J2リーグは1日、第39節の11試合が行われた。
4試合未勝利(2分2敗)と足踏みが続く首位の大宮は、7分に渡部 大輔の鮮やかなミドルシュートで幸先良く先制し、68分にムルジャが追加点。長崎の反撃を1点に抑え、2-1で5試合ぶりの白星を挙げた。敗れた長崎は6位に後退。
2位の磐田は前半に退場者を出し、東京VにPKを与える大ピンチを迎えるも、カミンスキーが見事にストップ。後半に川辺 駿とアダイウトンの2ゴールで数的不利の状況を跳ね返し、3-0の勝利で貴重な勝点3を掴んだ。
3位の福岡は中村 北斗の2試合連続ゴールなど4得点のゴールラッシュで横浜FCを4-0で一蹴し、5連勝を飾った。
熊本に先制を許した4位のC大阪は、パブロの同点弾で追い付いた後も猛攻を仕掛けたが、シュミット ダニエルを中心とした熊本の堅い守備に阻まれて逆転には至らず。1-1のドローで上位陣との勝点差が開いた。
愛媛は近藤 貴司の2得点などで岐阜を3-0で破ってJ1昇格プレーオフ圏内の5位に再浮上した。
2度のビハインドを追い付いた札幌は、試合終了間際のパワープレーから上原 慎也が劇的な逆転ゴールを決めて、3-2で千葉を撃破。
京都は2-1で北九州を、讃岐も2-1で岡山を破って、共に10試合ぶりの勝利となった。
最下位の栃木も10試合ぶりの勝利に近づいたが、試合終了間際に徳島の同点ゴールを許し、1-1で痛恨のドロー。
第19節以来勝利がない金沢は1-0で大分に競り勝ち、20試合ぶりの勝点3を挙げた。水戸と群馬による北関東ダービーは、スコアレスドローに終わっている。