明治安田生命J1リーグ 2ndステージは24日に第15節の8試合が行われた。
前節、年間順位でも首位に返り咲いた2ndステージ首位の広島は、アウェイで甲府と対戦。ドウグラスと清水 航平のゴールで2-0の勝利を収め、アウェイ7連勝で首位の座を堅持した。甲府はバレーが5本のシュートで気を吐くも4試合ぶりの黒星となった。
3連勝を狙う2位の鹿島は、2点ビハインドの苦しい展開から後半アディショナルタイムに金崎 夢生のゴールで1点を返すにとどまり、湘南に1-2で敗戦。広島との勝点差が3に開いた。湘南は古林 将太の2試合連続ゴールなどで鹿島の追撃を振り切った。
川崎Fと横浜FMによるSKYシリーズは、中村 俊輔のFKからファビオが決勝点を押し込んだ横浜FMが1-0で勝利して3連勝を飾った。川崎Fはシュート数で上回るも無得点に終わり、ホーム3連勝ならず。
FC東京と浦和の対戦は、白熱の点の取り合いとなったが、常にリードを守り続けた浦和が4-3で勝利。年間順位で広島と勝点68で並ぶ年間2位の座をキープした。FC東京は高橋 秀人の2ゴールなどで1点差まで追い上げるも及ばず、2試合ぶりの黒星。
柏は大津 祐樹の先制点を皮切りにゴールを重ね、アウェイで清水に3-0と快勝。前節、年間16位以下が決定した清水は5連敗となった。
前半終了間際に新潟の先制を許した名古屋は、後半に永井 謙佑の2ゴールなど4得点を奪う猛攻で新潟を4-2で下し、3試合ぶりの勝点3を挙げた。新潟は先制するも逆転負けを喫し、年間順位15位以上を確定できず。
J1残留争いの直接対決となった神戸と山形の一戦は、渡邉 千真のハットトリックで神戸が3-1で山形を撃破。連敗を5で止め、年間順位15位以上を決めた。山形はアルセウのゴールで一度は同点とするも突き放され、年間16位以下が確定した。
年間16位の松本はオビナのゴールで幸先良く先制するも、鳥栖に2点を奪われ、1-2で痛恨の逆転負けを喫した。谷口 博之と水沼 宏太の得点で逆転した鳥栖は、8試合ぶりの勝利となった。
第15節の残り1試合、仙台とG大阪の試合は25日に行われる。