明治安田生命J2リーグは、18日に第37節の11試合が行われた。
前節、熊本に完敗を喫した首位の大宮は、ホームで徳島と対戦。20分に片岡 洋介のゴールで幸先良く先制したものの、前半終了間際に同点に追い付かれると、後半立ち上がりに佐藤 晃大に逆転ゴールを許し1-2で敗戦。J1昇格が目前に迫りながら、よもやの足踏みを強いられている。
その大宮を追う2位の磐田はジェイの2得点などで札幌に3-0と快勝。指揮官不在のなかでも確実に勝利を収め、大宮との勝点差を6に詰めた。
ホームに栃木を迎えた3位の福岡は、末吉 隼也の先制点を皮切りに、4ゴールを奪取。栃木を4-2で下し、勝点2差で磐田を追走している。
一方、足元をすくわれたのは4位のC大阪。0-0で迎えた後半に2ゴールを許し、群馬に完敗。順位はキープしたものの、自動昇格圏からは遠ざかってしまった。
プレーオフ進出争いでは、5位の東京Vが水戸に敗れて7位に転落。岐阜に逆転勝利を収めた長崎が5位に、終了間際のネイツ ペチュニクの一撃で大分と引き分けた千葉が6位にそれぞれ順位を上げている。
8位の愛媛は終盤に粘りを見せたものの北九州に2-3と惜敗。讃岐に2-0と快勝した熊本が3連勝で9位に浮上した。
その他、岡山と金沢の一戦はスコアレスドロー。横浜FCと京都も0-0の引き分けに。京都はこれで8戦連続のドローと、勝ち切れない試合が続いている。