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【試合後コメント:日本代表】国際親善試合・イラン戦 ハリルホジッチ監督「もう少し冷静さがあれば我々が勝っていたと思う」

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2015年10月14日(水) 12:09

【試合後コメント:日本代表】国際親善試合・イラン戦 ハリルホジッチ監督「もう少し冷静さがあれば我々が勝っていたと思う」

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【試合後コメント:日本代表】国際親善試合・イラン戦 ハリルホジッチ監督「もう少し冷静さがあれば我々が勝っていたと思う」
「よい親善試合だった」と振り返ったハリルホジッチ監督

13日に行われた国際親善試合イラン戦後の日本代表 ハリルホジッチ監督のコメントです。

■ヴァイッド・ハリルホジッチ監督
「いい親善試合だった。戦うシーンもあったが、前半は全く満足していない。ゲームをコントロールできず、相手がフィジカルで我々を支配してきた。ビックチャンスを作らせなかったが、PKを与えたのは集中が足りていなかったから。後半はずいぶんよくなって同点に追いつき、さらに2点目、3点目を決めるチャンスもあった。ただし、イランも空中戦に強いチームだったので、やはり2点目、3点目を決めるチャンスはあった。結果としては妥当なものだったと思う」

――前半は相手のフィジカルとサイド攻撃に迫力があったが、後半に向けてどういう指示を出したのか?
「まず相手のアーリークロスを防ぎにいくことと、無駄なファウルをしないこと。そして彼らがセンタリングの後、かなりファウルを誘ってくるので、そこを考えながら相手にしっかりついて守備をしようという話をした。それから21番(デジャガー)と10番(アミリ)はクオリティの高い選手で、個人的なアクションしてくるだろうから気をつけるように伝えた。向こうは4人から5人くらいの選手が190センチ台だったので、CKとスローインが危険だった。非常に難しかったが、空中戦でもかなり勝ってくれていた」

――今日試した新しい選手の印象は。特に米倉について?
「彼らにとってもよい経験になったと思うし、彼らが実力を見せてくれたことは満足している。すぐに素晴らしいプレーを彼らに期待してはいけないが、このような試合は我々に必要だし、こうした試合を重ねることで彼らは経験を積むことができる。特にフィジカル面で、自分たちより強い相手にどう戦うかが重要だったが、いい経験を積むことができたと思う。ただし、我々はテクニックを使ってゲームを支配すべきだった。本来であれば、そこが我々の長所であったはずだが、慌てた状況でテクニック面でミスもあった。後半、チームのキャラクターを彼らは見せてくれた。もう少し冷静さがあれば、2点目が入って、我々が勝っていたと思う。まだまだトレーニングが必要ということだ。

米倉だが、試合スタート時は相手から少し遠い距離で守っていた。もう少し近づくように言ったが、なかなかできなかったので、もっと自分のゾーンでしっかり相手についてくれという話をした。後半、彼はよりよいポジションを取ってくれた。カウンターでもよい状況を作ったが、残念ながら彼のところにボールが来なかった。彼はカウンターアタックを逆サイドで仕留める選手だが、そういうボールが後半は来なかった。前半は少し隠れていたが、ノーマルなことだと思う」

――アフガニスタン戦を前に日本は「どのチームにも勝てる」と発言していたが、この試合も勝利が目的だったのか、それとも他のプランがあったのか?
「もちろん勝ちに来た。イランがアジアで最も強いという情報はあったが、私は野心をもって日本に来たし、勝つつもりでここに来ている。日本はまだ向上するし、私は自分のチームの短所も長所も理解している。我々はワールドカップ予選を戦っているが、そのために、今は沢山の選手をトライしたい。次のシーズンは代表的なチームを作り、そしてトレーニングを続けていく。今日は勝つ可能性も負ける可能性もあったが、この道を続けるしかない。このようなタイプの試合は、運や経験などちょっとしたことが勝敗を分ける。この試合は経験を積むという意味で、とてもいいテストになった。我々のチームが向上するためには、このような試合が必要だった。私はブラジルやアルゼンチン、フランスと対戦する場合でも、いつも勝利という言葉を口にする。それで負ければ確かに負けだが、私のスピリッツとして負ける準備はしない。そのことについて私には少し経験があって、アルジェリア代表を率いていたワールドカップの時も世界最強の優勝チーム(ドイツ)と対戦し、勝つためのトライをしようという話をした。少し意味を理解できない選手もいたが、試合が終わってみると『我々は勝てたんだ』という目をしていた。ただ、結果としてそれは遅すぎた」

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