明治安田生命J2リーグは4日、第35節の11試合が行われた。
注目の首位決戦、2位磐田と首位大宮の一戦は、前半にアダイウトンの2ゴールで磐田が2点をリードするも、後半に入ると大宮が家長 昭博、ムルジャのゴールで同点に追いつく白熱の展開。試合はそのまま2-2で終了し、大宮が磐田との勝点差10をキープした。
上位2チームを追う3位C大阪と4位福岡の対戦は、スコアレスで迎えた57分に福岡のウェリントンが決勝ゴール。接戦を制した福岡が3位に浮上し、敗れたC大阪は4位に後退した。
プレーオフ出場圏を維持したい5位の東京Vは、33分に小野 伸二に今季初ゴールを許すと、後半にも1点を奪われ、札幌に0-2の手痛い敗戦。順位を1つ下げ6位に後退した。
10試合負けのない長崎は、23分にイ ヨンジェのゴールで幸先よく先制。しかし、熊本に後半2ゴールを奪われ、1-2の逆転負け。第24節の大分戦(7月18日)以来の黒星を喫した。
プレーオフ圏内を巡る2チームの対戦は、序盤の1点を守りきった千葉が1-0で愛媛を下し、プレーオフ圏内の5位に浮上した。敗れた愛媛は同圏外の8位に順位を下げた。
16試合ぶりの勝利を目指す金沢は、前半に2点のリードを奪ったものの、後半に栃木に追いつかれ2-2の引き分け。
攻撃陣が今季5度目の1試合3得点を奪った岡山は、守っても4試合連続の無失点。水戸を相手にホームで3-0の快勝を収めた。
岐阜と徳島の一戦は、後半アディショナルタイムに岐阜が同点とするも、すぐさま徳島が勝ち越し点を奪い、2-1で劇的勝利を収めた。
前半に小松 塁のゴールで先制した北九州は、その後も得点を重ねると、横浜FCの反撃を1点に抑え、3-1の勝利。
群馬に先制を許した京都は、52分に駒井 善成の得点で同点に追いつくも逆転ゴールは奪えず、6試合連続のドロー。
勝点3点が欲しい21位の大分は、最後まで1点が遠く、讃岐とスコアレスドロー。勝点1を積み重ねるに留まった。