1月29日、FUJI XEROX SUPER CUP 2015の開催発表記者会見が行われ、ガンバ大阪の今野泰幸、浦和レッズの興梠慎三、さらにJリーグチェアマン村井満が出席した。以下はコメントの全文。
●Jリーグチェアマン 村井 満
「本大会は1994年第1回大会以来、富士ゼロックス株式会社様に一環して特別協賛頂いております。本年も大会を開催できますことを関係者の皆様に感謝いたします。
ご存じのように、今年はガンバ大阪と浦和レッズという屈指の好カードになります。G大阪も浦和も既に一次キャンプを打ち上げておりますが、この両クラブの対戦は2015年のリーグ開幕を告げるに相応しい対戦になっているかと思います。
昨年3冠を獲りましたG大阪は現状では日本最強のチームと言っていいかと思いますが、一方の浦和も昨年開幕からずっと好成績を残して、多くのファン・サポーターを熱狂させてきたクラブで、捲土重来期すためにもどうしても負けられない大会です。G大阪にとっても昨年の勢いを落とすことなく、引き続きスタートアップするために極めて重要な大会であります。
本年度、Jリーグは新大会方式で、2シーズンという形になるわけですが、恐らく手を緩めることが出来ない本当に山場の多い年になるかと思います。それに先立てて、この大会でもいい試合を期待したいところです。また本年度JリーグはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でのタイトル奪還をテーマに掲げております。FUJI XEROX SUPER CUP 2015を挟む形で両チームともにACLを迎えますが、よいテンポで試合勘を整える意味でも、この大会は重要な位置づけです。本日は、両クラブから今野、興梠両選手に来て頂きました。先程控室でも激しいつばぜり合いがありましたが、この場で大会に向けての決意を話してもらえればと思っています」
●今野 泰幸選手(G大阪)
「昨年は本当に最高のシーズンになって、3冠を獲ることができて満足のいくシーズンでした。でも、まだまだ僕はガンバでタイトルを取り続けたいと思っていますし、今年は2シーズン制になってますます短期決戦になるので、FUJI XEROX SUPER CUP 2015でレッズを倒して勢いをつけて開幕から全力で突っ走りたいと思います。その弾みを付けたいと思います。頑張ります!」
Q:浦和の印象は?
「浦和レッズというのは日本でもビッククラブの一つだと思いますし、今年の選手補強を見ても素晴らしい選手を補強したなという印象があります。間違いなく力のあるクラブという印象です」
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●興梠 慎三選手(浦和)
「今年、浦和レッズは11人の新加入選手が入ってきました。昨年と違うレッズを見せられると思います。昨年はガンバが3冠という事で本当に悔しい想いをしましたし、その悔しさをこの大会にぶつけたいと思います。(今野選手と)お互いに、怪我をしていてこの大会に出られるかわかりませんが、精一杯頑張りたいと思います。そして、本当に強いレッズを見せたいと思います」
Q:G大阪の印象は?
「もちろんその個々の能力はお互い素晴らしいものを持っていると思います。レッズはチームとしてどこからでも点を獲れるチームを目指していますが、ガンバは2トップが強力だと思います。そこを気を付けながら試合運びをしたいと思います」