明治安田生命J2リーグは23日、第33節の11試合が行われた。
前節今季初の連敗を喫し、家長 昭博とカルリーニョスを出場停止で欠く首位の大宮は、5位の東京Vと対戦。前半にムルジャのPKが東京VのGK佐藤 優也にセーブされて先制のチャンスを逃したが、試合終盤の86分、交代出場の富山 貴光が起用に応える決勝点。1-0で競り勝って5試合ぶりの勝利を挙げた。
2位の磐田は、群馬に逆転を許すも83分からの3分間で太田 吉彰と駒野 友一が立て続けに得点して再び逆転。3-2で群馬を退けた。群馬は健闘するも4連敗となった。
前節、首位の大宮を破った4連勝中の3位C大阪は、エジミウソンの2試合連続ゴールで逆転に成功するも、アディショナルタイムに水戸の鈴木 雄斗に得点を許し、2-2で引き分けた。磐田との勝点差は3に開いている。
熊本と福岡によるバトルオブ九州は、福岡が出場停止明けのウェリントンのPKによる決勝点で1-0で勝利。3連勝で3位のC大阪に勝点1差と詰め寄った。
愛媛と讃岐の北四国決戦は、愛媛が1-0で勝利し、プレーオフ出場圏内の6位を堅持。長崎と金沢の対戦は、試合終了直前に金沢が起死回生の同点ゴールを奪い、1-1で勝点1を分け合った。
千葉は、栃木を2-0で破って3試合ぶりに勝点3を獲得。敗れた栃木は最下位転落となった。大分は、北九州とのバトルオブ九州を2-1で制し、今季2度目の連勝で最下位を脱出。前節の敗戦で連勝が3で止まった岐阜は、札幌の追撃をかわし2-1で勝利を収めた。
徳島vs横浜FC、京都vs岡山は、共にスコアレスドローに終わった。