明治安田生命J1リーグ 2ndステージは12日に第10節の8試合が行われた。ホームにG大阪を迎えた首位の鹿島は前半に宇佐美 貴史に2ゴールを決められる苦しい展開。90分に鈴木 優磨のJ1初ゴールで1点差に詰め寄るも反撃及ばず1-2で敗戦。2ndステージ首位の座から2位に後退した。
今節を2位で迎えた広島はアウェイで山形と対戦。山形に先制こそ許したものの、その後に3点を奪って逆転勝利。鹿島に代わって首位の座に返り咲いた。
FC東京と神戸の一戦では、前田 遼一がハットトリックの大活躍。FC東京が3試合ぶりの白星を挙げ、J1通算200勝を飾った。敗れた神戸は2ndステージ初の連勝はならなかった。
新潟は前半アディショナルタイムに大井 健太郎のヘディングシュートで先制するも、64分に横浜FMのアデミウソンに同点ゴールを許し、1-1のドロー。横浜FMの連勝は4でストップした。
湘南とのアウェイゲームに挑んだ松本は得意のセットプレーで16分に幸先良く先制。しかし、後半アディショナルタイム、遠藤 航の執念のゴールで同点に追いつかれ、勝点1を分け合った。
3連敗中の仙台は79分に奥埜 博亮が決めた虎の子の1点を守り切って名古屋を下し、年間順位12位に浮上させた。名古屋は2ndステージ初の連敗となった。
12分に大久保 嘉人のゴールで先制した川崎Fは、一度は甲府に同点とされるも、後半に2点を追加して勝利。5試合ぶりの白星で連敗を3で止めた。甲府は3試合ぶりの黒星を喫した。
2ndステージ14位と15位の争いとなった鳥栖と清水の一戦は、最後までゴールが生まれず、スコアレスドロー。年間順位17位の清水は勝点1を積み上げるに留まった。