天皇杯の決勝が23日に国立競技場で行われ、G大阪を下した神戸が頂点に立った。
試合は前半から両チームともにコンパクトかつ強度の高い守備を保ち、互いにチャンスを作れない緊迫した戦いが続いた。
スコアレスで迎えた後半も同様の展開が続いたが、64分に神戸が左サイドを攻略すると、武藤 嘉紀のシュートのこぼれ球を宮代 大聖が押し込んで、先制に成功した。
その後はG大阪が攻撃的な選手を次々に送り込み圧力をかけたが、神戸はエースの大迫 勇也に代えて山口 蛍を投入するなど、守備の強度を担保。パワープレーを仕掛けてくる相手の攻撃にも落ち着いて対応し、虎の子の1点を守り抜いた。
1-0と関西対決を制した神戸は、5大会ぶり二度目の優勝を成し遂げている。
■試合データ
G大阪vs神戸