テゲバジャーロ宮崎は14日、DF奥田 裕貴が2024シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
奥田は明治大を卒業後、2015年に地域リーグでキャリアをスタートさせ、2017年にY.S.C.C.横浜に加入。その後にガイナーレ鳥取でのプレーを経て、2019年より宮崎に在籍していました。
JリーグではJ3リーグ通算64試合・1得点を記録しました(2024年11月14日現在)。
クラブを通じて奥田は次のようにコメントしています。
「この度、私、奥田裕貴は今シーズンを持ちまして現役を引退する事を決断しました。3歳からサッカーを初め約30年、子供の頃からの夢であるプロサッカー選手になる事ができて、10年間も現役を続ける事ができ、沢山の方に応援して頂き、本当に幸せなサッカー人生でした。自分のサッカー人生を振り返った時に、子供の頃は病弱で怪我が多く、今までも試合に出れない日々も多く、辛く、苦しい時期を多く過ごしてきました。そんな中でも決して諦めず、一切の妥協をせず、日々全力で努力してこれた事は自分自身の誇りです。しかし、それは決して自分自身の力だけなく、自分を支えてくれた両親や姉を始め、沢山の周りの方々が支えて下さり、プロになってからは沢山のファン、サポーターの皆様の応援のおかげで、どんな時も諦めずに前を向いて頑張る事が出来ました。
サッカーで何にも変えられない喜びや達成感を味わってきましたが、自分のサッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会いです。サッカーを通じて多くの方と出会い、関わる事で、自分自身を磨き、自分の人生を豊かにしてくれました。これまで関わったくださった全ての方々、そして所属した全てのクラブ、スポンサー様、ファン、サポーターの皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。最後になりますが、第二の故郷である大好きな宮崎県のサッカークラブである、テゲバジャーロ宮崎で引退する事が出来て幸せです。今後の人生も自分らしく、人との出会いを大切に生きていきます!今後とも奥田裕貴を宜しくお願い致します」