天皇杯は5日に13試合が行われ、広島、川崎FらJ1の強豪が順当に勝利を収めた。一方、1回戦でC大阪を破ったFC大阪(大阪府代表)は、延長戦の末にJ2愛媛に敗れた。
地元代表の広島経済大学と対戦した広島は、浅野 拓磨と野津田 岳人がそれぞれ2得点を挙げる活躍をみせるなどして、8-0で大勝。川崎Fは大久保 嘉人のゴールなどで松江シティ(島根県代表)に3-0で勝利している。
一方、1回戦で話題をさらったFC大阪は、この日も愛媛を相手に終盤まで2-1とリード。しかし87分に追い付かれると、延長戦終了間際の119分に河原 和寿にゴールを許し、惜しくも2回戦敗退となった。
J1勢では湘南が藤田 祥史の2ゴールなどで4-1とリードを奪いながら、終盤に桐蔭横浜大の依田 隆希に2ゴールを許し、終わってみれば4-3と冷や汗をかかされる結果となった。また、甲府も順天堂大学(千葉県代表)を3-2で辛くも振り切っている。
鳥栖はヴェルスパ大分(大分県代表)に4-0で勝利。松本は飯田 真輝、オビナのゴールでJ2の金沢に2-1で勝利している。山形はJ2の讃岐を3-1で下した。
そのほかJ2勢では、小野 伸二と稲本 潤一が移籍後初めて揃って先発を飾った札幌が、ナザリトのゴールを守り切って横浜FCに1-0で勝利。一方、磐田は福岡とのリーグ戦上位対決に0-1で敗れた。水戸は北九州に2-1で勝利。大分は長崎に3-0の快勝を収めた。徳島は岐阜セカンド(岐阜県代表)に1-0で勝利している。