明治安田Ｊ１リーグは19日に第34節の7試合が行われ、首位の広島が湘南に敗戦を喫した。また京都に敗れた鳥栖のＪ２降格が決定した。
アウェイで湘南と対戦した広島は、28分に中野 就斗の豪快なミドルで先制したものの、48分に同点に追いつかれると、終了間際の90+2分に田中 聡に逆転ゴールを許し、1-2で敗れた。広島は首位の座を守ったものの、12試合ぶりの黒星となった。一方、勝った湘南は3連勝を達成している。
柏の本拠地に乗り込んだ町田は、63分に先手を奪われる苦しい展開も。終了間際の90+5分に下田 北斗のPKで追いつき、土壇場で1-1の引き分けに持ち込んだ。鹿島vs福岡は両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。
ホームに浦和を迎えた東京Ｖは1点ビハインドの59分に綱島 悠斗のゴールで追いつくと、76分にも再び綱島が決めて、2-1と逆転勝利を収めた。磐田はジャーメイン 良が2ゴールを奪う活躍を見せ、2-1とＣ大阪を下している。
アウェイで名古屋と対戦した札幌は、35分に駒井 善成のゴールで先制すると、88分に鈴木 武蔵が追加点を奪取し、2-0と快勝。勝点を32に伸ばし、残留に望みをつないだ。
京都とのアウェイゲームに臨んだ鳥栖は開始10分に相手が退場者を出し数的優位を手にしたが、65分にマルコ トゥーリオに先制点を奪われると、89分には福田 心之助に決められて、0-2と敗戦。4試合を残して18位以下が確定し、クラブ初のＪ２降格が決定した。
■試合データ
鹿島vs福岡
柏vs町田
名古屋vs札幌
京都vs鳥栖
湘南vs広島
Ｃ大阪vs磐田
東京Ｖvs浦和
