明治安田J2リーグは6日に第34節の7試合が行われ、首位の清水が引き分けた一方、2位の横浜FCが勝利を収め、両者の順位が入れ替わった。
アウェイで水戸と対戦した清水は前半のうちに2点を先行される苦しい展開も、47分に北川 航也が1点を返すと、82分に途中出場の矢島 慎也が豪快なミドルを突き刺し、2-2の引き分けに持ち込んだ。
ホームに鹿児島を迎えた横浜FCは16分に生まれた小川 慶治朗のゴールを守り抜き、1-0で勝利。20試合負けなしで勝点を74に伸ばし、清水をかわして順位表のトップに立っている。
新スタジアムに大分を迎えた3位の長崎は24分にマテウス ジェズスのゴールで先制すると、33分にヴァウドが追加点をマーク。さらに49分にはマルコス ギリェルメが3点目を奪取した。終了間際に1点を返されるも、90+3分には笠柳 翼がダメを押し、4-1と快勝を収めた。この結果、長崎が勝点を63に伸ばしたことで、清水と横浜FCの昇格は次節以降に持ち越しとなった。
ホームで山口と対戦した山形はディサロ 燦シルヴァーノと髙江 麗央のゴールで2-0と快勝を収め、5連勝を達成した。秋田は開始7分の梶谷 政仁のゴールが決勝点となり、1-0で仙台に競り勝った。
アウェイで熊本と対戦した徳島は、25分に先手を奪われるも、37分に児玉 駿斗のゴールで追いつくと、90分に途中出場の柳澤 亘が値千金の決勝ゴールを奪取し、2-1で逆転勝利を収めた。栃木は55分に大島 康樹のゴールで先制しながら、74分に追いつかれ1-1で愛媛と引き分けている。
■試合データ
山形vs山口
水戸vs清水
栃木vs愛媛
横浜FCvs鹿児島
長崎vs大分
熊本vs徳島
仙台vs秋田