明治安田Ｊ２リーグは17日と18日に第27節の10試合が行われる。
再び首位に立った清水はホームで甲府と対戦。前節は群馬に4-0と快勝を収めている。加入後、2試合連続ゴールの宇野 禅斗が今節も結果を残せるか。対する甲府は藤枝を下し、2連勝と調子を上げてきた。1得点・1アシストで勝利の立役者となった鳥海 芳樹が今節も重要な役割を担うだろう。
2位の横浜FCは、アウェイで群馬と対戦する。前節は長崎との上位対決で勝ち切れなかったが、12試合負けなしと安定した戦いを続けている。4試合ゴールのない小川 慶治朗に結果が欲しいところだ。群馬は清水に敗れ、3試合勝利がない。4点を奪われた守備の修正が重要なテーマとなる。
3位の長崎は山形の本拠地に乗り込む。前節は横浜FCと引き分け、3戦未勝利となった。この間にゴールのないエジガル ジュニオに結果が求められる。山形は徳島を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。途中出場から結果を残す高橋 潤哉の起用法がポイントになりそうだ。
4位に浮上した山口は、アウェイで藤枝と対戦。前節は栃木を下し、2連勝を達成した。ここ4試合で3得点と好調の河野 孝汰に今節も期待がかかる。藤枝は甲府に敗れ、連勝はならず。ここ2試合で5失点の守備組織を上手く立て直したい。
5位の仙台はホームに鹿児島を迎える。前節は水戸を下し、2連勝を達成。もっとも今節は真瀬 拓海と松井 蓮之の2人が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がポイントになるだろう。鹿児島は秋田に敗れ、5試合勝利から遠ざかる。19位と降格圏に沈むなか、10番を背負う藤本 憲明が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。
6位の岡山はアウェイで徳島と対戦。前節は千葉と引き分け、3試合連続のドローとなった。勝ち切れない試合が続くなか、岩渕 弘人ら攻撃陣の奮起が求められる。対する徳島は山形に敗れ、連勝が3でストップした。今季はまだゴールのない柿谷 曜一朗が、再びチームを勢いづける活躍を見せたいところだ。
千葉vsいわきは、プレーオフ出場を狙う8位と7位の対戦となる。千葉は前節、岡山と引き分け連敗を3で止めたものの、4試合勝利がない。4試合でわずか1得点しか奪えておらず、攻撃陣の奮起が求められる。いわきは愛媛を下し、3連勝と勢いに乗る。3戦連発で得点ランクのトップに立った谷村 海那に今節もかかる期待は大きい。
愛媛はホームに大分を迎える。前節はいわきに敗れ、2連敗となった。得点力に課題を抱えるなか、19歳の舩橋 京汰の初ゴールが期待される。大分は熊本を下し、連敗を2で食い止めた。終了間際の2ゴールで逆転勝利を収めた勢いを今節にも持ち込み、今季二度目の連勝を狙う。
熊本vs水戸は降格圏が背後に迫る16位と17位の対戦となる。熊本は前節、大分に敗れ、2連敗となった。終盤の2失点で逆転負けを喫しただけに、試合の終わらせ方がテーマとなる。対する水戸は仙台に敗れ、3試合ぶりに黒星を喫した。前回対戦で快勝を収めた相手を再び撃破し、浮上のきっかけを見出したい。
栃木はホームで秋田と対戦。前節は山口に敗れ、連勝はならなかった。それでもここ2試合で5得点と攻撃に勢いが生まれている。2戦連発の宮崎 鴻が今節も結果を残せるか。秋田は鹿児島を2-0で撃破した。9節以来となるゴールを決めた佐藤 大樹に今節も期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
清水vs甲府
仙台vs鹿児島
山形vs長崎
栃木vs秋田
群馬vs横浜FC
千葉vsいわき
藤枝vs山口
徳島vs岡山
熊本vs水戸
愛媛vs大分
