FC東京は30日、かつて同クラブに所属したMF佐藤由紀彦(38)が現役を引退し、同クラブ普及部のコーチに就任することが決まったと発表した。
清水エスパルスでプロデビューを飾った佐藤は、1999年にFC東京に期限付き移籍したのち、2002年まで同クラブでプレー。その後、横浜F・マリノス、柏レイソル、ベガルタ仙台などに所属し、2009年から昨季まではV・ファーレン長崎でプレーしていた。J1リーグ通算成績は148試合出場14得点、J2リーグ通算成績は85試合出場10得点で、JFLリーグ通算成績は旧JFL時代も含め128試合出場27得点だった。
佐藤は就任に際し、「自分を選手として、また人として大きく育ててくれた東京で指導者のスタートを切る事が決まり、感無量です。全力を尽くして参りますので、よろしくお願い致します」と語っている。