明治安田Ｊ３リーグは15日と16日に第17節の10試合が行われる。
首位の大宮はアウェイで富山と対戦。前節は金沢を下し、3連勝を達成した。3戦連発中のアルトゥール シルバに今節もゴールは生まれるか。対する富山は前節の試合がなく、2週間ぶりの一戦となる。直近の試合では沼津に敗れ、3連勝はならなかった。チャンスを作りながらも決めきれなかった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
2位の沼津は松本の本拠地に乗り込む。前節は岐阜を下し、2連勝と再び調子を上げている。大量5ゴールを奪った勢いをこの試合にも持ち込み、3連勝を狙う。松本は鳥取を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。ここ2試合で3得点を記録する村越 凱光に今節も期待がかかる。
3位の琉球はホームで6位の福島と対戦。前節は今治に競り勝ち、5戦負けなしとした。殊勲の決勝点を挙げた高木 大輔が再び大仕事をやってのけるか。福島は八戸を2-0で撃破した。1得点・1アシストで勝利の立役者となった塩浜 遼が今節も重要な役割を担うだろう。
4位のFC大阪はホームに鳥取を迎える。前節は讃岐を下し、6試合ぶりに勝点3を手にした。プロ初ゴールとなる決勝点を挙げた澤崎 凌大に注目が集まる。鳥取は松本に敗れ、3連敗と元気がない。4点を奪われた守備の修正もさることながら、3試合連続でゴールのない攻撃面のテコ入れも求められるだろう。
5位の相模原はアウェイで今治と対戦。前節は奈良に敗れ、7試合ぶりに黒星を喫している。2戦連発の藤沼 拓夢が巻き返しのキーマンとなれるか。今治は琉球に敗れ、連勝はならず。終了間際の失点で敗れただけに、終盤の試合運びがポイントになりそうだ。
北九州vs奈良は勝点19で並ぶ13位と14位の対戦となる。北九州は前節宮崎と引き分け、4戦負けなしとした。プロ初ゴールとなる同点弾を決めた小林 里駆が今節も結果を残せるか。奈良は相模原を下し、こちらは3試合負けがない。調子を上げてきた岡田 優希に今節も期待がかかる。
YS横浜はホームで岐阜と対戦。前節は長野に敗れ、2連敗となった。4ゴールを奪われた守備の修正が重要なテーマとなる。対する岐阜は沼津に敗れ、9試合勝利から見放されている。こちらも守備に不安を抱えるなか、水曜日に行われた天皇杯で横浜FMを最後まで苦しめた粘り強い戦いを実現し、10試合ぶりの勝点3を掴みたい。
八戸vs宮崎は17位と18位の対戦となる。八戸は前節、福島に敗れ、7戦ぶりの黒星を喫した。2試合連続で複数失点の守備組織を上手く立て直したい。対する宮崎は北九州と引き分け、2連勝はならず。しかし天皇杯では磐田を下すジャイアントキリングを演じている。その勢いを今節の戦いにも持ち込み、下位からの脱却を狙う。
讃岐はホームで金沢と対戦。前節はFC大阪に敗れ、今季初の連勝はならなかった。安定した守備組織を備えるだけに、無得点に終わった攻撃陣が意地を見せられるか。金沢は大宮に敗れ、11試合ぶりに黒星を喫している。ボール支配では上回っただけに、求められるのは決定力。好調を維持するマリソンにかかる期待は大きい。
岩手はホームに長野を迎える。先週は試合がなく、直近の試合では相模原に敗れ、5連敗となった。今季はまだゴールのない宮市 剛が苦境脱却のキーマンとなれるか。長野はYS横浜を下し、連敗を2で食い止めた。ともに2ゴールを決めた浮田 健誠と進 昂平に今節も期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
FC大阪vs鳥取
YS横浜vs岐阜
八戸vs宮崎
松本vs沼津
讃岐vs金沢
北九州vs奈良
富山vs大宮
岩手vs長野
今治vs相模原
琉球vs福島
