大宮アルディージは19日、MF種田 陽の契約を双方合意のうえで解除することを発表しました。
今季、U-18よりトップチームに昇格した種田は当初より、今夏にアメリカの大学に進学することを前提にアマチュア契約という形でトップチームの活動に参加しており、今回、正式にアメリカの大学への進学が決まったことから、6月1日に開催される明治安田J3リーグ第15節のAC長野パルセイロ戦をもってチームを離れることが決定しています。
クラブを通じて種田は次のようにコメントしています。
「まずはこれまで支えてくださったサポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、そして自分を育ててくださったアカデミースタッフの皆さまに感謝申し上げます。それから自分を受け入れてくださったクラブ関係者の皆さま、スタッフ、チームメートにも本当に感謝しております。10歳からお世話になったこのクラブのトップチームで、約5ヶ月という短い間でしたが、プレーすることができてとても幸せでした。個人としては、チームに大きな貢献はすることができなかったと思いますが、素晴らしい環境でたくさんのことを学び、自分の成長に繋げることができたと思います。
今回、留学という選択をした理由は、幼い頃からの夢である世界で活躍するプレーヤーになるために、語学を学びつつ、様々な環境を経験することで自分を高めたいと考えたためです。シーズン中にも関わらず、チームを去ることは非常に心苦しく、自分自身まだこのクラブでプレーしたい気持ちもあり、本当に悩みましたが、視野を広げ、これまでとは異なる環境に身を置くことで、自分を成長させたいと思い、今回この決断に至りました。最後になりますが、今年の大宮アルディージャは、スタッフ、チームメート、サポーターが本当に最高のクラブだとこの数ヶ月で実感したので、必ず頂点を取ってくれると信じています。自分はアメリカでもっと成長してきます。ありがとうございました。いってきます!」