2024年5月14日(火) 16:30
首位浮上の神戸は好調を維持する福岡を迎え撃つ。G大阪は3連勝をかけて10戦負けなしの東京Vと激突【プレビュー:明治安田J1 第14節】
明治安田J1リーグは5月15日のJリーグの日に、第14節の10試合が開催される。
首位に浮上した神戸は、ホームで福岡と対戦。前節はC大阪を下し、3連勝を達成した。12試合連続で負けがない得意とする相手を撃破し、さらなる勢いに乗っていきたい。対する福岡は京都を下し、8戦負けなしとしている。2戦連発中の紺野 和也に今節も期待がかかる。
2位の町田はホームにC大阪を迎える。前節は湘南とスコアレスドローに終わり、首位から陥落した。3試合連続でクリーンシートと守備の安定感は備わるだけに、前節不発に終わった攻撃陣が意地を見せられるか。C大阪は神戸に敗れ、5試合勝利なしとなった。怪我人が相次ぐなか、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握るだろう。
3位の鹿島は広島の本拠地に乗り込む。前節は東京Vと引き分け、連勝が3でストップした。3点のリードを守り切れなかっただけに、試合の終わらせ方がテーマとなる。一方の広島は前節の試合がなく、9日ぶりの一戦となる。直近の試合では名古屋に敗れ、今季初黒星を喫した。5試合勝利から遠ざかるなか、今季はまだ1ゴールに留まる満田 誠に結果が求められる。
4位のFC東京は、アウェイで名古屋と対戦。前節は柏と引き分け、4連勝はならなかった。4戦連発と勢いに乗るディエゴ オリヴェイラに今節もかかる期待は大きい。名古屋はG大阪に敗れ、ここ4試合で3敗を喫している。怪我から復帰したキャスパー ユンカーに今季初ゴールは生まれるか。
2連勝で5位に浮上したG大阪は、東京Vとアウェイで対戦する。前節は名古屋に1-0で競り勝った。守備の安定感が高まるなか、宇佐美 貴史ら攻撃陣がさらなる勢いをもたらす活躍を見せられるか。東京Vは鹿島と引き分け、10戦負けなしとしている。3点のビハインドを追いついた勢いをこの試合にも持ち込み、さらなる浮上を狙う。
新潟はホームに横浜FMを迎える。前節は浦和に敗れ、2連敗となった。2試合で7失点を喫する守備の修正が急務となる。横浜FMは先週末にACLの決勝を戦い、ホームでアルアインに先勝した。直近のリーグ戦では浦和に敗れ、4試合勝利から遠ざかっている。ACLで結果を出した植中 朝日がリーグ戦でもゴールを奪えるか。
柏はホームで湘南と対戦。前節はFC東京と引き分け、4試合勝利がない状況だ。ここ4試合で3得点と好調の島村 拓弥が嫌な流れを断ち切る役割を担えるか。湘南は町田と引き分け、連勝はならなかった。それでも首位チーム相手に今季初のクリーンシートを達成できたのは自信となったはず。強度の高い守備を保ち、福田 翔生の決定力にかけたい。
鳥栖はホームに川崎Fを迎える。前節は磐田を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。すでに6ゴールを決めているマルセロ ヒアンに今節も期待がかかる。対する川崎Fは札幌を下し、5戦負けなしと調子を上げてきた。圧巻のハットトリックを達成したバフェティンビ ゴミスが今節も輝きを放てるか。
浦和はホームで京都と対戦。前節は新潟を下し、今季初の連勝を達成した。2ゴールで勝利の立役者となったチアゴ サンタナが今節も結果を残せるか。京都は福岡に敗れ、3連敗となった。2試合連続で3失点の守備の立て直しが求められるだろう。
札幌はホームに磐田を迎える。前節は川崎Fに敗れ、2連敗。6戦未勝利で最下位に沈んでいる。複数失点が続く守備の修正はもちろん、リーグ最少得点の攻撃面にもテコ入れを図りたい。磐田は鳥栖に敗れ、こちらも2連敗となった。エースのジャーメイン 良を負傷で欠くなか、1トップを務めるマテウス ペイショットにかかる期待は大きい。
■各試合の見どころをチェック
札幌vs磐田
柏vs湘南
東京VvsG大阪
町田vsC大阪
新潟vs横浜FM
名古屋vsFC東京
神戸vs福岡
広島vs鹿島
鳥栖vs川崎F
浦和vs京都