明治安田J1リーグは11日に第13節の8試合が行われ、首位の町田が引き分けた一方、2位の神戸が勝利を収め、両者の順位が入れ替わった。
アウェイで湘南と対戦した町田はチャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。C大阪の本拠地に乗り込んだ神戸は、38分に山口 蛍が先制点を奪うと、44分に本多 勇喜が追加点をマーク。49分には大迫 勇也にもゴールが生まれ、リードを3点に広げた。その後に1点を返されたものの終了間際には宮代 大聖がダメを押し、4-1と快勝を飾っている。この結果、町田と神戸は勝点26で並んだものの、得失点差で上回った神戸が今季初の首位に立っている。
アウェイで名古屋と対戦したG大阪は、67分に生まれた岸本 武流のゴールを守り抜き、1-0で勝利。2連勝で5位に浮上した。ホームに札幌を迎えた川崎Fは、30分にバフェティンビ ゴミスの初ゴールで先制すると、43分にも再びゴミスが決めて、リードを2点に広げた。さらにゴミスは前半終了間際にもゴールを奪い、ハットトリックを達成。フランス出身のストライカーの活躍で、川崎Fが3-0で勝利を収めている。
新潟の本拠地に乗り込んだ浦和は、開始4分のチアゴ サンタナの先制点を皮切りに、69分までに3点を奪ったものの、その後に2点を失い、1点差に詰め寄られてしまう。しかし終了間際にチアゴ サンタナのPKでリードを広げ、4-2で勝利した。鳥栖はマルセロ ヒアンのゴールなどで、3-0と磐田に快勝を収めている。
アウェイで京都と対戦した福岡は19分に佐藤 凌我のゴールで先制すると、一度は同点とされるも、49分に田代 雅也が勝ち越しゴールをマーク。さらに52分には紺野 和也が3点目を奪取した。直後に1点を返されたものの3-2で逃げ切りを果たし、8戦負けなしとした。一方敗れた京都は3連敗となった。
FC東京vs柏は、点の取り合いとなった。開始2分にアウェイの柏がマテウス サヴィオのゴールで先制するも、FC東京は6分に仲川 輝人のゴールで追いつくと、32分にはディエゴ オリヴェイラのPKで逆転に成功。さらに37分には松木 玖生にもゴールが生まれ、3-1でリードした。ところが前半終了間際に波多野 豪が退場となると、数的優位に立った柏が後半に反撃を仕掛ける。46分に犬飼 智也が1点を返すと、58分には島村 拓弥が起死回生の同点ゴールをマークした。しかしその後もチャンスを作りながらも決定打は生まれず、激しい打ち合いは3-3の痛み分けに終わっている。
■試合データ
新潟vs浦和
磐田vs鳥栖
京都vs福岡
川崎Fvs札幌
湘南vs町田
名古屋vsG大阪
C大阪vs神戸
FC東京vs柏