明治安田J1リーグは6日に第12節の10試合が行われる。
首位に再浮上した町田はアウェイで京都と対戦。前節は柏を2-0で撃破した。スタメン起用に応え、今季初ゴールを記録した荒木 駿太が今節も輝きを放てるか。対する京都はFC東京に敗れ、今季初の連勝はならなかった。リーグ戦初ゴールを決めた19歳の平賀 大空に注目が集まる。
神戸はホームに新潟を迎える。前節は名古屋を下し、2位に順位を上げている。調子を上げてきた大迫 勇也が今節も結果を残せるか。新潟は広島と引き分け、2試合勝利がない。それでも数的不利に陥りながらも土壇場で追いつく粘りを披露した。起死回生の同点弾を決めた高木 善朗に今節も期待がかかる。
3位のC大阪はG大阪との大阪ダービーに挑む。前節は札幌と引き分け、3試合勝利なしとなった。5連勝中と相性の良い相手を撃破し、再び勢いに乗っていけるか。対するG大阪は福岡に敗れ、2連敗となった。坂本 一彩が好調を維持するものの、他の攻撃陣にも結果が求められるだろう。
4位の広島はホームに名古屋を迎える。前節は新潟と引き分け開幕からの無敗を維持したものの、4試合連続のドローとなった。攻め込みながらも決め手を欠いたなか、10番を背負うマルコス ジュニオールが攻撃に勢いをもたらしたい。名古屋は神戸に敗れ、2連敗となった。得点力に課題を抱えるなか、パトリックがかつて所属したチーム相手に結果を残せるか。
5位の鹿島は柏の本拠地に乗り込む。前節は湘南を下し、2連勝を達成した。2得点・1アシストと全ゴールに絡んだ鈴木 優磨に今節もかかる期待は大きい。対する柏は町田に敗れ、6試合ぶりの黒星を喫している。ここまでわずか8得点に留まる攻撃陣の奮起が求められる。
東京Vvs磐田は昇格チーム対決となる。東京Vは前節鳥栖を下し、5試合ぶりに勝点3を手にした。8戦負けなしと安定した戦いを続けるなか、木村 勇大と染野 唯月の2トップが、さらなる勢いをもたらしたい。対する磐田は横浜FMと引き分け、3戦負けなしとしている。高い決定力を誇るマテウス ペイショットが今節も結果を残せるか。昨季のJ2での対戦では2試合ともに引き分けに終わったこのカード。果たして今回はいかなる決着を見るか。
札幌はホームでFC東京と対戦。前節はC大阪と引き分け、5戦負けなしながら、4試合連続ドローと勝ち切れない試合が続く。先制しながらも追いつかれる試合が目立つだけに、リード時の試合運びがテーマとなる。FC東京は京都を下し、2連勝で6位に順位を上げている。2戦連発のディエゴ オリヴェイラに今節もかかる期待は大きい。
福岡はホームに川崎Fを迎える。前節はG大阪を下し、5試合ぶりに白星を掴んでいる。驚愕のロングシュートを決めたシャハブ ザヘディのパフォーマンスに注目が集まる。川崎Fは浦和を下し、6試合ぶりの勝利を手にした。待望の今季初ゴールを決めた家長 昭博が、ここから勢いに乗っていけるか。
浦和はホームで横浜FMと対戦。前節は川崎Fに敗れ、連勝はならなかった。3点を奪われた守備組織を上手く立て直したいところだ。対する横浜FMは磐田と引き分け、6戦負けなしとしたが、3試合連続のドローとなった。リードを守り切れない試合が続くだけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。
湘南vs鳥栖は20位と18位の対戦となる。湘南は前節、鹿島に敗れ、9戦未勝利となった。ここ4試合で3得点と福田 翔生が調子を上げてきた一方、失点が減らない守備の修正が求められる。対する鳥栖は東京Vに敗れ、2試合勝利なしとなった。チャンスを作りながらも決め手を欠くなか、2か月以上ゴールから遠ざかるヴィニシウス アラウージョに結果が求められる。
■各試合の見どころをチェック
東京Vvs磐田
神戸vs新潟
G大阪vsC大阪
札幌vsFC東京
京都vs町田
福岡vs川崎F
広島vs名古屋
柏vs鹿島
湘南vs鳥栖
浦和vs横浜FM