明治安田J1リーグは3日に第11節の10試合が行われる。
首位のC大阪はホームで札幌と対戦。前節は横浜FMと引き分け、2試合勝利なしとなった。5戦連発中のレオ セアラがチームに再び勢いをもたらす活躍を見せられるか。札幌は前節、湘南と引き分け、4戦負けなしとしたが、3試合連続のドローとなった。3点を先行しながらも追いつかれただけに、リード時の試合運びがカギを握るだろう。
2位の町田はホームに柏を迎える。前節は磐田に敗れ、首位の座を明け渡している。今季初の無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。柏は鳥栖と引き分け、5試合負けなしとしている。もっとも今季は一度も複数得点を記録できておらず、勝ち切れない試合が目立つ。J1初ゴールを決めた島村 拓弥が攻撃に迫力をもたらせるか。
3位の広島はアウェイで新潟と対戦。前節は川崎Fと引き分け開幕からの無敗を維持したものの、3試合連続のドローとなった。今季初ゴールを決めた加藤 陸次樹が再び結果を残せるか。今季途中まで所属していた古巣との対戦となる新井 直人にも注目が集まる。一方の新潟はFC東京に敗れ、連勝はならず。今季最多の3失点を喫した守備の修正が求められるだろう。
ナイトゲームとして開催される名古屋vs神戸は6位と4位の上位対決となる。名古屋は前節、浦和に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した。巻き返しの一戦となる今節は、この試合がJ1通算400試合目のメモリアルマッチとなる永井 謙佑のパフォーマンスに注目だ。対する神戸は京都に敗れ、3連勝はならなかった。スタメン復帰を果たした大迫 勇也に久しぶりにゴールは生まれるか。
5位に浮上した鹿島はホームに湘南を迎える。前節はG大阪を2-1で撃破した。3戦連発中の濃野 公人が今節も輝きを放てるか。ホームでは7連勝中の得意の相手を撃破し、さらなる浮上を狙う。一方の湘南は札幌と引き分け、8試合勝利から遠ざかる。もっとも前節は3点のビハインドを追いつく粘りを披露した。その勢いを今節にも持ち込み、9試合ぶりの白星を掴みたい。
横浜FMはホームで磐田と対戦。前節はC大阪と引き分け、5試合負けなしとしている。もっとも2試合連続でリードを守り切れずに勝ち切れなかっただけに、終盤の試合運びがポイントになりそうだ。磐田は町田を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。早くも二桁得点を達成したジャーメイン 良に今節もかかる期待は大きい。
FC東京はホームに京都を迎える。前節は新潟を下し、3試合ぶりに勝利を収めた。今季初ゴールを決めたディエゴ オリヴェイラがこのまま勢いに乗っていけるか。京都は神戸を下し、連敗を3でストップ。7試合ぶりとなる今季2勝目を挙げた。殊勲の決勝点を決めた原 大智が古巣相手にも結果を残せるか。
福岡はホームでG大阪と対戦。前節は東京Vと引き分け、4試合連続のドローとなった。勝ち切れない試合が続くなか、好調を維持するシャハブ ザヘディ以外の攻撃陣にも結果が求められるだろう。G大阪は鹿島に敗れ、3連勝はならなかった。3戦連発中の坂本 一彩に今節もかかる期待は大きい。
川崎Fはホームに浦和を迎える。前節は広島と引き分け、5試合勝利なしとなった。それでも5試合ぶりに得点を奪えたのはポジティブな材料だ。今季初ゴールを決めた小林 悠が嫌な流れを断ち切る役割を担いたい。浦和は名古屋を下し、連敗を2で食い止めている。スタメン起用に応えた安居 海渡が今節も大仕事をやってのけるか。
鳥栖はホームで東京Vと対戦する。前節は柏と引き分け、連勝はならなかった。2戦連発中のマルセロ ヒアンが今節も重要な役割を担うだろう。東京Vは福岡と引き分け、4試合連続のドローとなった。安定した守備組織が備わる一方、2試合ゴールのない攻撃陣の奮起が求められる。
■各試合の見どころをチェック
横浜FMvs磐田
新潟vs広島
鹿島vs湘南
FC東京vs京都
町田vs柏
C大阪vs札幌
鳥栖vs東京V
川崎Fvs浦和
福岡vsG大阪
名古屋vs神戸