FC大阪は5日、GK服部 一輝が2023シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
服部は明治大より、2017年にカターレ富山に加入。その後、カマタマーレ讃岐、福島ユナイテッドFC、ヴァンラーレ八戸でのプレーを経て、昨季よりFC大阪に在籍していました。
7年間の現役生活では、J3リーグ通算34試合に出場しました。
クラブを通じて服部は次のようにコメントしています。
「現役を引退することに決めました。富士見ヶ丘少年蹴球団でサッカーを始め、FC東京むさし、札幌大谷高校、明治大学という素晴らしい学校・チームでサッカーができたことを誇りに思います。そして2017シーズンから7年間プロサッカー選手を経験し5クラブを渡り歩きました。カターレ富山・カマタマーレ讃岐・福島ユナイテッドFC・ヴァンラーレ八戸・FC大阪、全ての関わる方々、本当にありがとうございました!度重なる怪我で自分自身がもう100%でプレーできないと感じました。サッカーを始めた頃から常に全力でプレーすることが自分のポリシーであり、このままサッカーを続けるのが自分の中ではできないと答えが出ました。サッカー人生に後悔はありません。プロとしての7年間は本当に悔しくて耐え難いものでしたがピッチに立って勝利した時、その一瞬の幸せが全てを忘れさせてくれる、それがサッカーでした。サッカー人生では自分の想い描いていたステージに立てなかったけれど、未来は明るいし歩みを止めず突き進みたいと思います。
これからも素晴らしい人生が続きます。悔しいことや苦しいことも今後あるだろうけど後悔だけはしない人生を歩んで行きます!そして僕たち子供のために身を削り、やりたいことを好きなだけやらせてくれた母、本当にありがとう。世界で1番かっこいい母の姿を見て、折れそうになった心を何度も繋ぎ止めてくれました。誰よりも自慢に思ってくれている姉。近くで支えてくれた妻、息子。もっとプロサッカー選手として試合に出ている姿を見たかったと思うし、見せたかった気持ちは山々だけど、この決断を尊重してくれてありがとう。最後にサッカーというものが本当に多くの人との出会いをくれました。ありがとう、サッカー!一つだけ言い忘れていました。身長を182cmとずっと記載していましたが本当は178cmです」