FC大阪は21日、DF佐藤 颯人が昨季限りで現役を引退することを発表しました。
佐藤は2021年に東海大よりFC大阪に加入。昨季の明治安田生命J3リーグでの出場はありませんでした。
クラブを通じて佐藤は次のようにコメントしています。
「リリースの通り現役を引退します。5歳からボールを蹴り始めて20年間、たくさんの人に恵まれ、かけがえのない時間を過ごすことができました。疲れを忘れるほど夢中で楽しんだこと、嬉しさのあまり涙したこと、悔しくて仕方なかったこと、耐え難い現実に絶望したこと、思い返せば後悔していること、そのどれもが本気で取り組んできたからこそ味わえた感情でした。良い時も悪い時も自分と向き合い、しんどくても前を向いて直向きに頑張る、その繰り返しが自分をここまで成長させてくれました。楽しさも苦しさも含めて全ての出来事が僕の財産です。本当に幸せな時間でした。そう思えるのもこれまで自分に関わってくれた人たちのおかげです。
福田FC、FCパルピターレ、東海大相模、東海大学、FC大阪と5つのチームを通じで出逢い、自分を指導して下さった監督はじめスタッフの方々、一緒にプレーしたチームメイト、色々な形で支えてくれた全ての人たちにこの場を借りて感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。これからもサッカーファミリーとしてよろしくお願いします。そして、ずっと近くで支えてくれた家族には感謝しかありません。何ひとつ否定することなくいつも応援だけをし続けてくれてありがとう。ここからはサッカーを始めた頃と同じように何もないところからのスタートです。サッカーのようにたくさんの人に感動や熱狂を与えることはできないかもしれませんが、側で支えてくれる人たちになにか与えられるように自分らしく頑張ります!幸せなサッカー人生でした。またどこかで会いましょう!!20年間本当にありがとうございました!!」